「あきらめたらそこで試合終了だよ」 私が三条市下田に来た理由
こんにちは。
下田地域で活動中の地域おこし協力隊・SANJO BEATERSのプレイヤー(練習生)の「木村悠杏(キムラユア)」です。昨年11月に着任しました。今回初めてnoteに投稿します。
自己紹介
〈名前〉 木村 悠杏 (キムラ ユア)
〈出身〉 福岡県
〈年齢〉 19才
〈バスケット経歴〉小学校6年生~現在
中学校 県大会ベスト16
高校 県大会ベスト8
〈趣味〉 映画鑑賞(特にアクション映画が好きです)
〈好きな食べ物〉 ラーメン(博多ラーメン最高!)
協力隊になろうと思ったきっかけ
専門学校に入学後、バスケットボールに関わることが少なくなり、充実感がない日々に違和感を覚えるようになりました。
昨年、BEATERS(ビーターズ)トライアウトでのご縁があり、プロ選手として活躍する道だけでなく、スクール事業や農業での地域活性化などいろいろな形で地域に貢献できる所にも興味を抱きました。
そして、BEATERSに入りたいという気持ちが強くなりました。
「もう一度、大好きなバスケに関わりたい」
「協力隊として地域の方々と近い距離でコミュニケーションをとり、意見を取り入れながら地域貢献していきたい」
これをきっかけに私の人生がまた動き始めました。
現在の活動
冬の間は農作業が落ち着いていますが、春の準備も進めています。
今は「半農半バスケ」ではなく「1農5除雪4バスケ」で
毎日除雪に追われる毎日です。
バスケの活動としては、新潟県代表として全国大会に出場できるよう練習に励むかたわら、イベント運営、スクール指導を行っています。
さて、私は将来的に指導者やコーチになりたいと思っています。
その理由は
バスケを通して自身の人間性に成長があったことに気づいたから。
人を思いやる気持ちを大事にできるようになったから。
バスケは相手のやりたいことを考え、状況を先読みするスポーツです。
これは仕事や日常生活にも関係しています。誰かが忙しそうにしていたら、相手のことを考え、先読みし、手伝うことによって人間関係を良好にすることができます。仕事はより良いものを生み出せるようになります。
バスケを通して人間性の成長に関わりたい、バスケの指導者になりたいという気持ちが芽生えてきました。
BEATERSはスクール事業を行っているので、将来のために指導技術やコーチングスキルを学ぶことができます。
スクールではウォームアップを担当しています。
ウォームアップはボールを使った練習に比べ、軽視されがちですが、運動の幅を広げ効率よく動くための動作改善の一つと捉え、スクール生の成長につながると考えています。
また、どのようにすれば分かりやすく伝わるかなどを考え、工夫しています。
コーチとして子ども達へ学びを提供していると同時に、彼等からも日々学んでいます。
指導者を目指す以上、私自身が常に「学ぶ姿勢」を持ち、見せ、体現することが必要だと感じています。
「学ぶ姿勢」とは、
教わったことを咀嚼し、なぜそうなったかを考えること。
「学ぶ姿勢」とは、
様々な選択肢を考え、成長しようとする姿を見せること。
「学ぶ姿勢」とは、
師弟双方が成長する環境をつくるよう努力すること。
今年の目標
SANJO BEATERSのコンセプトは「半農半バスケ」です。春から秋にかけて、選手活動と並行して農業にも取り組みます。
私は祖母と遊びに行ったり、一緒にご飯を食べたりすることが大好きなおばあちゃん子でした。地域のお年寄りや農家の皆さんからお話を伺うことも「学ぶ姿勢」のひとつです。
農業を通して地域の方々と積極的に交流し、地域のお役に立てるよう汗をかきます!
選手としては公式戦に出場することが私の目標です。まずはこの1年で自分の武器である2ポイントシュートを磨きます。また、体力をつけ、ハードな試合でも当たり負けないような身体を作ります。先輩を超える気持ちで日々の練習に励み、チームに貢献できる選手を目指します。
結びに、正直に言います。
実は、はじめて会う人とコミュニケーションを取ることがあまり得意ではありません。
がっ、指導者を目指す以上、農業の知識や技術を教わることを通じて、仕事における対人能力向上に努めたいと思います。
これからの「木村悠杏」に注目してください。
【三条市地域おこし協力隊活動ファイル#91】