こんにちは。
地域おこし協力隊の鴨井です。
 
最近はだんだん寒くなっていくとともに、各地で紅葉が見頃を迎えていますね。今すぐにでも写真を撮りに行きたいくらいです。
 
さて、今回の内容は昨日の話なんですが、いろいろなご縁があり、新潟大学の講義にゲストで参加しました。１時間半のオンライン講義の中で250人の学生に自分のキャリアや三条市の地域について話しました。今回は講義の中で話したことを少しだけ紹介します。

１ 岐路に立った時の選択

突然ですがみなさんは岐路に立った時にどうやって選択をしていますか？

自分は優柔不断な性格なので、自分のこれからのことを決めるのに周りの環境に流されてしまったり、ギリギリまで悩んで（どちらかと言うと悩んだフリをして）微妙な選択をしてしまうことがしばしばあります。大学進学ではなんとなく東京に行きたいという気持ちで大学を選びました。
正直これは良くないなと自分でも思っています。「自分のことくらい自分でしっかり決断しろよ」といつも自分に言い聞かせていても、なかなかできていませんね。

ただ、ところどころでちゃんと決断しないといけない時は決断してはいるなと思っています。就職で新潟にUターンしなかったのは、３年くらい東京で勉強したいと思って東京のテレビ番組制作会社に就職しましたし、Uターンするときも一度は全く違う業界で働いてみたいと思い、新潟のテレビ局に転職することはしませんでした。
文字にしてみると自分で決める時は険しい道を選びがちなのかもしれませんね。今の自分と言うよりは将来の自分に大きく影響しそうな時だけ慎重に決めてることが多い気がします。あと、これは余談ですが大きめの決断をする時はMr.Childrenの終わりなき旅を聞きまくりがちですね。

２ 結局は選ばなかった方を羨ましく思ってしまう

いろいろ考えて選択をしたことでも『これで本当に良かったのだろうか...』と思ったことがある人は多いと思います。

自分もよく思う時があります。最近思うのが、もし新潟の大学に進学して新潟で就職してというようにずっと新潟で活動していたら、Uターン後に会った人にもっと早く会えていたのかも、今よりももっと仲良くなれていたのかもということです。

例えば、友達や知り合いに新潟大学を卒業した同年代の方が何人かいますが、もし自分も新潟大学に進学していたらその人たちとキャンパス内で会っていたかも、その繋がりからいろんなコミュニティに出会えていたかもという感じです。
Uターンしてから新潟の同年代の方と話す中でいろんな繋がりがあることを感じる度にいいなぁ〜と思うことがあります。大学生の時に話していた人とは今は全く繋がっていないこともあってそう思うのかもしれません。

ただ、これは選ばなかった方の自分を羨ましく思っているだけなんだと思います。

過去の自分の選んだ道があるからこそ、今の自分があると思っています。
新潟でずっと活動をしていたら、MGNETに出会うことすらなかったと思います。これには進学や就職で失敗したことやタイミングなどいろんな要因も含まれますが、東京の大学に進学したこと、キー局でADをやったこと、転職をして三条に来たこと、どれかひとつでも欠けていたらMGNETには辿り着けなかったと思います。入社してまだ半年ほどですが、そこに辿り着けたからこそできた経験はすでにたくさんあります。その経験が今の自分の糧になっているのも確かです。なので、選ばなかった方の自分を羨ましいと思いつつも、選んだ方の自分が間違った選択をしたというわけではないと思っています。

３ どう選択するべきなのか

まだ27年しか生きていませんが、大事なのはその道を選んだ自分を信じることなのかなと思いました。自分は自分を否定しがちな性格なので、自分を信じないことには納得した選択はできないと思っています。

この先も何度も岐路に立って選択に迷う時が来ると思います。
その時に、『後悔しない選択を…』ではなく、『自分を信じて全力で取り組める道』を選んでいこうと思います。

４ まとめ

今回のように大学の講義で話すのは初めての経験でした。オンラインとはいえ250人に向かって話すのは緊張しましたね。もっとうまく話せるように練習していきたいですね。
キャリア選択はすごく迷うところなので、少しでも選択肢が広がったりイメージがよりクリアになったりしてくれていたら嬉しいです。