自分らしく生きるということ
はじめまして。
三条市下田地域での起業を目指して活動している、ローカルアカデミー2期生の青木 隆です。
令和3年12月1日に愛知県豊橋市から、新潟県三条市下田地域に地域おこし協力隊として移住しました。
1年の準備期間と支援を受けながら、地域の活性化につながる独立起業を目指しています。
この決断に至ったのは、令和3年8月の暑い日のことでした。
10年間お世話になった通信業界の大きな組織において、業務の属人化を排除しようという動きがある中で、立ち止まって将来を考えることが徐々に増えてきました。
あと3年足らずで50歳という節目を迎えるにあたって、何か日本国のためになることはできないか。
しかし、大した実績もない自分が、直接国のためになるような大きなことはできません。
ならば、地域のためには?と考えたとき、生まれ育った愛知県豊橋市は、既にある程度完成された都市であることをあらためて実感しました。
自然が豊かでありながら、交通機関も発達し、衣食住何一つ不自由なく暮らしていける。ある意味理想の街ではないでしょうか。
それでも、なぜ漠然と不安に駆られるのだろう?
このとき、一つの答えに達しました。
つまり、、、
今のままでは、満足できない。
今のままでは、幸せを感じられない。
今のままでは、自分らしく生きられない。
組織の中で将来を憂いたのは、自分の個性を潰されてしまうかもしれないから。
自分の趣味である、全国食べ歩きの本当の目的は、田舎暮らしへの憧れだったのかもしれない。
自分の潜在意識は、大きな環境の変化を望んでいるのではないか。
気づけば、とにかく自分の道を示すヒントを必死に探していました。
そして、たどり着いたのが、地域から声がかかる移住スカウトサービス「SMOUT」でした。
当時の私の目には、全国の地域からの募集記事が、きらきら輝いているように見えました。
そんな中、必死で自分のプロフィールを登録し、スカウトを待ちました。
翌朝、さっそく声をかけてくれたのが、高知県宿毛市でした。
その中で、一番目を引いたのは、花屋さんの事業承継でした。
やる気は満ち溢れていた私ですが、恥ずかしながら持ち合わせていないのが資金です。
そんな私でもきちんと修行をすることで事業ができるなら。と、早速応募しました。
同時に、上司には退職の旨を伝え、話を進めていきました。
しかし、もともとご夫婦での事業承継を希望されていたこともあり、あとから応募されたご夫婦に決定したとの連絡がありました。
話はいったん白紙に戻りましたが、いくつかあったスカウトのお声がけで一番時期が早かった新潟県三条市に連絡し、当時募集していたローカルアカデミーin下田に応募し、今に至ります。
元々構想していたのは、地域の問題ともなっている空き家を利活用しての事業展開でした。
しかし、実際に生活をしながら現地調査を進める中で、生業の軸として一本に絞っていくには多くの課題が見えてきたため、現在は軸となる事業の構想を再構築している最中です。
ただ考えているだけではなく、将来事業の助けになる可能性が高いと思われるYouTubeチャンネルを12月15日に開設し、月・木の配信を並行して始めました。
このチャンネルでは、下田や田舎暮らしの魅力を伝えながら、47歳のオヤジが地域を元気にするために奮闘する姿を笑いあり、涙あり、考えさせることありでお届けしていく予定です。
よろしければご覧ください。
チャンネルはこちらです。
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【三条市地域おこし協力隊活動ファイル#87】