見出し画像

こんにちは、地域おこし協力隊しただチームの半農半イラストレーターの中野です。
 
気がつけば桜は散って色々な動物たちが顔を出すようになりました。ちらちらと反射する田んぼには待ちわびたように働く農家さん。通勤時に見えるしただの景色が元気にあふれています。
私たちも雪が溶けると同時に農業が始まり、気持ちのいい汗を流しています。
雪が溶けるのを待つ間、いくつか頂いたデザインの仕事のご報告をさせていただきます。


【そば処山河さん】吞舟之魚(どんしゅうのうお)デザイン


そば処山河さんの新商品『吞舟之魚』のデザインを作成しました。これは店主さんが川で釣ってきたブラックバスを燻製にしたもので、しただの新しい名物を作るとともに、川の生態系を守る目的で作られました。
 
パッケージには店主さんのご希望で、川のイラストと、息子さん二人が描いた魚を左右に仲良く配置しました。ポスターは全体を黒くし、燻製らしく煙を配置し、全体をぼかして出来たてほかほかで美味しそうなデザインにしました。
 
ブラックバスの他にも、ニジマスと季節の魚が用意されています。とっても美味しいですよ。
 
ただし魚が釣れないと作れませんので、いつも置いてあるわけでは無いそうです。
あったらラッキーぐらいの気持ちでいてください。
 
山河さん、頑張って釣ってきてください。



【いい湯らていさん】お子様メニュー


「お子様メニューを充実させ、お子様の満足度を上げたいのでデザインも一新したい」という依頼を受け、メニュー表のデザインを作成しました。
「しただらしく目新しいハヤブサのキャラクターを描いてほしい」とのことで、キャラクターデザインから着手しました。自他ともに可愛いと思えるキャラクターができました。
 
そこから、他の方からいただいたデザインのたたき台にキャラクターや写真、価格などを配置。修正を重ねてなんとか出来上がりました。お子様メニューなのでお子様しか注文はできませんが、いい湯らていのレストランに行った際は是非お手に取って見てみてください。
 
今回の仕事では色々な業種の方と一緒に仕事をしました。カメラマン、フードディレクター、調理師さんなど、さまざまな仕事を拝見する事ができ勉強になりました。今後の仕事に今回の経験を活かしていきたいです。


デザインフェスタ出店


デザインフェスタとは、全国からクリエイターが集まり、各々が自由な表現をする場です。そこへ出店して自分たちの作品の展示と、しただのPRをしてきました。
 
私の今年の目標は「形に囚われず色々なものを創る」ことにしたので、イラストに囚われずに新たな表現を探してみました。今私が心惹かれるものを色々と洗い出し、出てきたものの共通点を探し出してみると「生命力」や「生き様」といったものでした。
 
そこでドライフラワーや、とうの昔に忘れ去られ置き去りにされた古い物などを使い、生命力や生き様、派手でなくていい、ただそこで咲く花の様な生き方などを表現してみようとチャレンジしてみました。日々の生活、広く様々な世界情勢に疲弊した人々に何か届けばいいかなと思います。

このフェスタに参加し、色々な人から刺激をもらうことで、自分のクリエイターとしての活動にも力を入れたいと実感することが出来ました。
次回に向けて、胸を張って自分の作品を出せるように頑張っていきたいと思います。

今年度で退任となりますが、退任後もイラストに関わりながらこの土地で暮らしていけるよう徐々に準備を進めていきたいと思います。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後までお読みいただきありがとうございました! 少しでも三条市での暮らしに興味をお持ちいただけたなら、いつでもお気軽にご連絡ください😊