地域で活動する学生を増やすためには
こんにちは
日吉舎管理人の榊原です。
インターンシップ拠点施設「日吉舎」では引き続き学生を受け入れ、
市内のインターンを増やして参りたいと思います。
5月11日から6月29日までの期間、
三条中央商店街にある「Sanjo Publishing」でインターンする学生3名を受け入れしております。
インターンに来た経緯や出身地、個性も全く違う3人ですが、
面白い共通点や発見が多かったので記事にすることにしました。
(Sanjo Publishingでのインターンの様子)
三条にインターンにくる理由とは?
これまで大学のカリキュラムでのインターンを受け入れてきた日吉舎でしたが、今回のインターンは個人で応募したそうです。学生の3名中2名は、三条市の知識がありませんでした。(1名は燕市出身の方)
2人は自身の興味から面白そうなことをやっている企業を検索していたところ、「Next Commons lab」が引っかかったそうです。
企業や会社に興味を持った学生は地域問わずインターンにくる場合があるみたいです。
(三条市内企業でのインタビューの様子)
地域への興味は後からついてくる
2週間程度のインターンを終えた2名に対し、インターン前後にアンケートをしたところ、三条に縁もゆかりもなければ知識もなかった2名とも三条にへの愛着がわいていました。
この要因の1つには地域との接点が多かったことが挙げられました。
インターン先が街の本屋さんということもあって、日頃から商店街の人や、お店にきたお客さんと接することで愛着が高まったそうです。
三条は金属加工をはじめ、日本でも有数の優れた技術がある地域として知られていますが、
地域に興味を持ってもらえる重要な要素として、人と人が関わりを持つことも大切です。
インターン実施後の関係性の継続とつながりの連鎖
今回のインターンでは興味のない状態から愛着を持ってもらうまでになりました。
そしてインターン実施後は関係性の継続とつながりの連鎖も必要なことだと思います。
・関係性の継続
1回のインターンで三条に住む人や場所を気に入ってもらえても、その人が再び訪れるとは限りません。
再び訪れたいと思えるよう、インターン先や受入施設が責任を持って連絡を取り合ったり気軽に報告ができるようにする仕組みをもっておく必要があります。
・つながりの連鎖
知らない地域にくる学生が出会いや体験を求めているのであれば、可能な限り、人を紹介したり体験をさせてあげることが重要です。
今回のインターンでも人の紹介から「つながりが連鎖していく」報告をもらうことが多かったです。
つながりは、初めは片側の紹介から始まりますが、いずれ双方の紹介につながります。
県内外問わずいろんな若者を巻き込むためにも、つながりを大切にして連鎖させていくことが大切だと言えます。
【日吉舎】
所在地:三条市元町12番31号
Mail:hiyoshisha@gmail.com
HP:https://www.hiyoshisya.com/
【三条市地域おこし協力隊活動ファイル#19】