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移住する前に友だちができる!移住者と地域の人をつなぐ、三条市の移住コンシェルジュ

三条市に、移住者と地域の人たちとをつなぐ移住コンシェルジュがいます。
茨城県出身で、本人も移住者という三浦佑太郎さん。
三浦さんの巧みなコーディネイトで、移住を決める前からまちに友だちができると聞きます。
三浦さんに、コンシェルジュのこと、三条のまちのことを聞きしました。


三条市の移住コンシェルジュって?

三条市への移住が気になったら、まずアプローチいただく窓口です。移住後の暮らしや住まいの相談から、就職のサポート、まちの案内、人の紹介まで、移住に関することなら何なりとお手伝いしています。

三条市移住コンシェルジュ

三浦さんはどんな人?

茨城県出身で、現在27歳です。大学卒業後、一度は都内で就職したものの、将来、夢に描いていた地方移住を「実現するなら今だ!」と前倒し、縁あって1年半前に三条市に移住しました。

三条市に来たとき、知っている人は誰一人いなかった。そんなときに、最初に知り合った人がまちを案内しながら、いろいろな人とつないでくれたおかげで、知り合いがどんどん増えていきました。

移住相談では「友達できますか」「まちに同世代の人はいますか」などと聞かれます。移住に大小様々な不安が伴うことは、自分の経験から痛感しています。自分が移住したばかりのときに人を紹介してもらえて嬉しかったから、移住する人を同じ様に人とつないで、少しでも不安を和らげてあげたいと思っています。

もちろん、いろいろな人がいるので、移住者一人ひとりに合わせて、うるさくなりすぎないように気を配っています。

三条の人はどんな感じ?

私が三条市に来て直ぐ、三条祭りの大名行列に参加しないかと声を掛けてもらいました。この前までよそ者だった自分が、200年もの歴史のある祭りに参加していいのか気になりつつ、参加してみたところ、他の移住者たちも誘われて大勢参加していました。

200年もの歴史ある三条祭りの一面

その後の三条凧合戦や三条夏まつりにも、次から次へといろいろな人が声を掛けてくれました。どの祭りに行っても、ほかの移住者たちが一緒になって楽しんでいる姿をよく見掛けます。移住者だからと区別せず、いい意味でフラットに接してくれる三条の人のおかげで、地域に溶け込みやすい環境があると思いました。

きら星メンバーで三条祭りに参加

三条市はものづくりのまちですが、かつて、商人たちが商品を全国に売り歩く傍ら、全国のアイデアをまちに持ち帰り、新しい商品開発につなげたことでまちが発展した歴史があると聞きました。三条の人が新しい人や新しいコトを諸手を挙げて迎える気質は、そんなまちの歴史によって培われたのではと思っています。

移住コンシェルジュの仕事は?

移住の相談は何でも受け付けています。とは言っても、私は子育ての経験がないのでわからないこともあります。移住という一大決心をする相談者に、人から聞いた話を伝えるだけでは到底役に立てないと思っています。

そこで、相談を受けたら、市内の経験者を紹介して、良いことも悪いことも直接聞いてもらうようにしています。

移住体験をした一家から三条市の子育て事情を聞かれたときに、先に三条市に移住した子育てファミリーとつないで、良い点・苦労した点、掛かった金額、手続きなどリアルな話を直接聞いてもらいました。

みんな移住者にすごく優しくて、自分事として捉えて、親身に話をしてくれます。

子育て相談をした一家が移住を決めたときに、「周りの人がみんな自分たちの親族みたいに接してくれて嬉しかった」と言ってくれたことに感激しました。

また、単身移住の方にはよく絵本の店Omamoriに案内します。そのブックカフェは、まちの様々な世代の人や移住者などがゆるく集う場になっていて、新しい人を歓迎してくれるんです。お茶をしていると「今夜ボードゲームのイベントがあるんだけど来る?」と誘われることがあり、移住を決める前に既に友だちができていることもあります。

この、人と人をつなぐ移住支援は、新しい人・コトにウェルカムな三条だからできると思っています。私はもともと「人好き」「祭り好き」な性分ですが、三条市への移住を考えている人と市内のいろいろな人とをつなぐことができるように、日頃から、地域の祭りやプロジェクトにどんどん参加して、知り合いの輪をますます広げていきたいと思っています。

三浦さんの夢は?

私の仕事は三条市への移住者を増やすことです。昨年度は初年度にして50人近くの移住を手伝いしました。

ただ、個人的には数を追うだけではなく、移住してきた人が理想の暮らしを実現させ、楽しく過ごしてもらうことが一番大切だと思っています。そのために、移住してきた人を見守り、これからもつながりの輪を広げるお手伝いをしたいと考えています。移住者とまちの人が一緒になってこのまちを盛り上げるようになればというのが私の願いです。

このまちでやりたいことがまだまだたくさんある。自分自身、将来は、三条市にずっといるだろうと感じています。

まち工場を案内をする様子

三浦さんに相談すると、まちにたくさんの知り合いができて、移住後の暮らしが楽しみになりそうです。三浦さん自身が移住者だからこそ共感してもらえる細やかな配慮も嬉しいです。三条市への移住に少しでも気になった方はぜひ気軽に三条市移住コンシェルジュに連絡してみてはいかがでしょう。

【三条市移住コンシェルジュ】
〒:955-0063
新潟県三条市神明町5-3 三-Me.(ミー)
URL:https://locacary.com/tsubasan/
三条市移住相談ダイアル:080-6975-2026

燕三条の移住コンシェルジュ ゆうたろうのTwitter

◎燕三条で友達をつくろう!「つばさん移住ライフ」

◎燕三条の"働く"にフォーカスしたInstagram


最後までお読みいただきありがとうございました! 少しでも三条市での暮らしに興味をお持ちいただけたなら、いつでもお気軽にご連絡ください😊