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SANJO BEATERSと共に駆け抜けた3年間。下田での思い出と共に、新たな挑戦の日々へ


こんにちは!地域おこし協力隊下田チームの坪田です。
スポーツ班 3x3 SANJO BEATERSで鍼灸師としてトレーナーをしています。
 
神奈川県大磯町から下田に来て3年が経ち、協力隊としての任期が2月で満了を迎えます。この3年間は、新たな地での生活や、協力隊の一員として様々な活動に携わったことで、多くの貴重な経験を積むことができました。
 
地域の発展や下田の方々との交流のために奔走する日々でした。地域活動に参加することで、新たな視点を得ると同時に、地域の魅力や課題にも深く関わりました。
 
これまでの経験を通して、協力隊としての任務だけでなく、地域の方々との深い結びつきを築くことができました。これからもこれらの経験を宝とし、新たな一歩を踏み出す準備を進めていきたいと思います。
 
 
 

1.協力隊の活動「体操教室」


月に一度のペースで開催してきた「体操教室」は、当初は自分の住んでいる集落の方々を対象にしたものでしたが、口コミを通じて集落外の方々からもご参加いただくようになり、常連の方もいらっしゃいます。
少人数ながらも質の高い内容を提供できたと自負しています。
 
さらに、体操に参加してくださる方々との交流を通じて、地域の特有の文化や昔話、方言などを教えていただきながら、自然と参加者同士の会話が生まれる場となりました。微力ながらも地域のコミュニティ形成に一役買ったのではないかと実感しています。
 

体操教室の様子


2.SANJO BEATERSの活動


チームではトレーナーとして活動していました。
1年目はコロナ禍ということもあり、遠征の規制もあったり、試合が中止になってしまったりと、思うような活動はできませんでした。その分、規制がなくなった2年目からは、全ての試合に同行することができ、試合会場における入場規制の撤廃による有観客の熱気や、プロスポーツならではの雰囲気を存分に感じることができました。


有観客の3x3試合会場


県外遠征が増加したことで移動距離が増え、体力的にはタフになりました。また、チーム内での役割分担や協力により、離脱者を出さずにシーズンを終えることができました。最後の遠征から帰ってきた瞬間は、達成感と同時にほっとした瞬間でもありました。
 
身近な人々の支えがあったことで、全国各地の試合会場に立ち会え、そこでしか得られない貴重な経験を積むことができました。
 
 

3.地域の方との交流 



移住してきた時よりも、任期を終える時の挨拶回数の方がはるかに多くなりました。協力隊として地域の方々と深く関わり、共に歩んでくることができた証となるものだと思っています。
任期の終了が近づく3年目の11月下旬からは、私が住む荒沢集落の皆さんとともに、集落の景観保持のための整備作業を行うことができました。集落の中で直接的に関わり、目に見える形で地域に貢献できたことは、地元の方々と共有できる素晴らしい思い出となり、心からうれしく思います。
時折、地元の方々は私を家に招いてくれたり、夕食をごちそうしてくれたり、美味しい野菜やお米を分けてくれたりしました。これらの経験を通じて、3年間で他人が親戚のようになる、温かい気持ちをたくさん感じることができました。地域社会との交流が、お互いにとって特別で深いきずなを築く機会となったように思います。



荒沢集落整備の様子


地域の方との交流


4.今後について


下田では、農業、雪かき、スポーツチームの運営、そして地域交流など、多くの貴重な経験をさせていただきました。これらの経験を糧に、鍼灸師としての技術を更に磨いていきます。
 
今後は海外での活動も視野に入れ、勉学のため地元に戻ります。東洋医学を武器にし、技術を磨き、鍼灸師としてのスキルを高めていくことで、様々な舞台で自分の力を発揮できるようになりたいと考えています。
 
下田を離れることは寂しいものですが、心温まる「親戚」の方々の言葉に感謝の気持ちでいっぱいです。「また遊びにおいで」という温かい招待に、再び訪れることを楽しみにしています。

ありがとう、下田!必ず戻ってきます。
 
  
お読みいただきありがとうございました。


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