動きながら考える
こんにちは。三条市下田地区で活動する、ローカルアカデミー2期生の青木です。
昨年、多田朋孔さん著の【奇跡の集落:廃村寸前「限界集落」からの再生】を紹介していただき、年末年始にかけて熟読しました。
同じ新潟県内の十日町市池谷集落で行われた地域おこしの物語で、とても読み応えがありました。
ネタバレにはなってしまいますが、読んで感じたことをご紹介します。
読書感想
池谷集落にはまさに直面する危機があり、私が担当する下田地区の状況とは比較しようはありませんが、参考になる点はありました。
まず、強い想いを持ってその火を焚き続けること。
そして、行動をすること。
それでこそ道を切り拓くことができるということを、登場人物が行動と結果で証明してくれています。
みなさんは、やる前にやらない理由を探してしまわないでしょうか。
池谷集落の方々も、正直、大半がその考えだったと思います。
なぜなら、人間は変化を恐れるから。
集落の多数を突き動かし、牽引できたのは、一握りの方が行動し続けたからだったのでしょう。
私が今回、移住という大きな決断を下したのも、強い想いがあるからです。
また、「動きながら考える」ことも実践しています。
やってみなければわからない
令和3年12月15日にスタートしたYouTubeは、現在15本目の制作に取り掛かっています。
動いてみてわかったことは、やはりどんな事柄にも分岐点があるということです。
例えば、YouTubeを例に挙げると
①そもそもYouTubeの存在を知らない
②YouTubeは知っているが、自分がやることは想像しない
③YouTubeは知ってるが、理由があってやらない
④YouTubeを始めようとしたが、結局始めなかった
⑤YouTubeを始めたが、様々な理由で一本目で止めてしまった
⑥YouTubeをある程度配信をしたが、様々な理由で止めてしまった
⑦YouTubeが収益化できなくて止めてしまった
ざっくりと挙げてもこれだけありますが、「やらない、止める」につながる分岐点は、もっと細かくありますよね。
私はやりながら、「こういうところでみんな挫折するんだろうな。」と客観的な視点から気づかされます。
世の中にありふれた「YouTubeの収益化は難しい。」という言葉が、私は好きではありません。
恐らくその言葉を安易に使う方ほど、ご自身では経験されてないのだと思います。
つまり。
収益化が難しいかどうかは、結局のところやってみないとわからないということです。
常に自分との闘いの中で取り組んでいれば、仮に収益化に辿りつかなくても得るものはあります。
そのような姿勢で取り組んでいれば、YouTubeではないところで収益を上げられる可能性も高いでしょう。
私の目的は、YouTubeだけで収益を上げることやYouTuberになることではありません。
下田のみなさんに、「青木さんが来てくれてよかった。」と思っていただくことが目的です。
極端な話ですが、近所の多くの人にそう思ってもらえたら、事業で利益を上げようが上げまいが、生きていくには困らないでしょう。
その考えが、間違っていないことをこの本が証明してくれていると感じました。
今後の自らの活動においてどう反映させるか?
とにかく報酬をもらって起業に挑戦している以上、それに恥じない行動や考えを常に持つ必要があることを再確認しました。
そしてこれまでどおり、「動きながら考える」を貫いて、まずは残り11か月を走り続けます。
ありがたいことに、知名度のない私が作ったYouTubeチャンネルを徐々に観てくださる方が増え、地元の方からの応援や、三条市や下田地区に移住したいというコメントもいただけるようになりました。
また、周りからのご協力もありまして、公民館事業のスマホ教室の講師としてのご依頼もいただきました。
私がこれから立ち上げる事業のモデルは、複数の事業から収益を上げることを考えています。
スマホ教室、YouTubeと徐々に収益の可能性が上がっています。
引き続き、笑顔で楽しく精進します!
青さんちゃんねる
月木でYouTubeを配信しています。
このチャンネルでは、下田や田舎暮らしの魅力を伝えながら、47歳のオヤジが地域おこしを軸に奮闘する姿を笑いあり、涙あり、考えさせることありでお届けしています。
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【三条市地域おこし協力隊活動ファイル#93】