妊娠中からお口のケアを心掛けましょう!
三条市では妊婦歯科健診を行っています!
生涯にわたる疾病予防や健康づくりのため、「マイナス1歳から始まる歯と口の健康づくり」として望ましい生活習慣の獲得・定着を目指しています。
令和4年度から集団健診から個別健診に変更し、三条市内の委託医療機関で実施しています。妊婦さんの御都合に合わせて妊婦歯科健診を受診することができるようになりました!
なぜ妊婦歯科健診が必要?
妊娠期は女性の一生の中で口腔内トラブルを起こしやすい時期です。妊娠すると、女性ホルモンの分泌が増加する、食生活・ライフスタイルが乱れ、栄養摂取が偏りやすくなる、つわりなどで口腔清掃が行えず、細菌性プラークが停滞する、などのことから、お口の中のトラブルが起きやすくなります。
また、妊娠期のお口の健康状態が、赤ちゃんの発育やむし歯にも影響を与えます。妊婦さんの歯周病が重いと早産・低体重児出産のリスクが高まったり、むし歯菌が多いお母さんの子どもはむし歯になる可能性が高くなります。
妊娠中の歯科治療は大丈夫?
妊婦歯科健診でむし歯や歯石、歯茎の炎症が見つかった場合、「妊娠しているけれど歯の治療は大丈夫かな」、「麻酔は赤ちゃんに影響するのかな」、「体調が変わりやすくて治療が漠然と不安」など、心配に感じるかと思います。
原則的に妊娠中に歯科治療を受けて悪い時期はありません。妊娠初期はつわりや身体の変化から不安定になりやすく、妊娠後期は子宮底がみぞおちまで上がり、心臓や肺を圧迫するため動悸や息切れが起こりやすい時期です。一方で妊娠中期は胎児母体共に一番安定していると言われており、安定期(妊娠5~7か月頃)に行うのが望ましいです。
通常の歯石除去、むし歯治療、簡単な外科処置歯可能ですが、緊急性のない外科処置歯避けた方が良いと言われています。レントゲン撮影はお腹の赤ちゃんにはほとんど影響はなく、歯科麻酔も通常は問題ありません。薬は歯科医師の指示のもと、服用しましょう。
心配なことがあれば歯科医師に相談しましょう。
三条市の妊婦歯科健診の内容は?
妊娠期に1回、無料で妊婦歯科健診を受けることができます。歯科健診、保健指導などを行っています。三条市内の委託医療機関の中から希望する医療機関に電話予約し、受診してください。受診時に妊婦歯科健康診査受診票及び母子健康手帳をお持ちください。
委託医療機関はこちら👇
ぜひこの機会に妊婦歯科健診を受け、元気な赤ちゃんを迎えましょう!
詳しくは、三条市ホームページを御覧ください。