<まちの本屋 SANJO PUBLISHING>が感じる三条市と本のつながり~『Do It Yourself!!』そして、『クプルムの花嫁』~
こんにちは。中央商店街にある本屋さんと喫茶店『SANJO PUBLISHING』の本屋担当をしている、地域おこし協力隊の町田です。
三条市に来て2年が経ちましたが、やはりあの冬の底冷えするような寒さはまだ慣れません。でも、その寒さが三条市に住む人たちの行動力や強さをたたき上げているのかもと思うと、自分も見習っていきたいと強く思う次第です。
『Do It Youself!!~どぅ・いっと・ゆあせるふ~』コミックをアニメの舞台の地で並べる意味
さてそんな冬、昨年秋に放送されたアニメ『Do It Youself!!~どぅ・いっと・ゆあせるふ~』が好評を博し、SNSでも県外から聖地巡礼に来られる方の投稿を見掛けたり、お店にいても県外から来ました!という方とお会いしたりするなど反響が感じられました。
『Do It Yourself!!~どぅ・いっと・ゆあせるふ~』は三条市を舞台としたアニメで、ふとしたことで高校のDIY部に参加することになった主人公と仲間たちとの青春、そしてものづくりを描いた作品です。
そんな中、中央商店街の隣にある一ノ木戸商店街ではアニメにも登場したお店を巡るスタンプラリーが2月に開催され、そちらにも県内外から多くの方が参加されていたと聞きます。
私たちSANJO PUBLISHINGも、イベントの盛り上げの一助となるべく、一ノ木戸商店街の中心市街地拠点施設「TREE」に貸出し用のコミックを置かせていただきました。
結果、有り難いことにスタンプラリーが行われた2月の1か月間でコミックは20冊近く売れました。
スタンプラリーに参加する前や参加後に寄ってくださる方が多く、中には他の方に広めるために複数冊買う方もいらっしゃいました。
スタンプラリーのカードや参加したことで手に入った景品、現地でコミックを購入したことで三条市に来た思い出が手元にも残り、また三条市に来るきっかけにつながればと願ってやみません。
三条市のご案内と『クプルムの花嫁』
スタンプラリーの過程でSANJO PUBLISHINGに来てくださった方とは、よく三条市周辺のお話もさせていただきました。電車の時間の話から周辺のランチ情報、おすすめスポットなどについて話す中で、同じく燕三条地域がメインの舞台になっている『クプルムの花嫁』を紹介させていただくケースも多くありました。
『クプルムの花嫁』は、高校を卒業した主人公が鎚起銅器職人の恋人の家に嫁入りをすることになるところから始まるラブコメディ漫画です。この漫画の魅力は主人公たちが織り成すハラハラどきどきの青春もさることながら、県内の観光スポットなどの要所が細かに取材され描かれているところです。
この本は、三条市を始め県内のことを紹介しているので、観光をしていただく際にはとてもぴったりな一冊で、入荷当初から県外からのお客さんにはよくおすすめしています。
三条市で本屋をすること
この2冊を、現地で並べて販売できることをとても有り難く感じています。最近で言えば『Do It Yourself!!』で三条市を知り、来ていただいた方に『クプルムの花嫁』を見ていただき、更に三条市や新潟県についての魅力を伝えることができること。地域おこし協力隊として本屋の活動している中でとても嬉しいことです。
これからも本を通じて地域のことを発信し、多くの人とのつながりを作っていけたらと思っております。
その様子は「SANJO PUBLISHING」のInstagramやTwitterにてご紹介しています。フォローしていただけると有り難いです!