ついにお披露目!新幹線折り畳み式間仕切り!
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ついにお披露目!新幹線折り畳み式間仕切り!

こんにちは。EkiLab帯織で活動しています! 上村達彦です。

新幹線折り畳み式間仕切り

本日は、昨年度に開催しました【EkiLabものづくりアワード2020】でJR賞を受賞された森田大介さんのアイデア「安心シートで旅ライフ」が「折り畳み式間仕切り」としてJR東日本の新幹線オフィス車両内に導入しましたので紹介します。

新幹線オフィス車両とは
リモートワークの普及により、在宅ワークやワーケーション、多拠点居住など、時間や場所にとらわれない働き方、暮らし方の多様化が起きています。従来型の通勤とは異なる、新幹線による新たな都市間移動スタイルを見据え、JR東日本、JR北海道、JR西日本が連携して、WEB会議や通話が可能な“新幹線オフィス車両”を東北・北海道・上越・北陸新幹線の8号車で運行します。
JR東日本のHPはこちらから↓

ものづくりアワードとは
EkiLabものづくりアワードでは、燕三条の技術と皆さんの自由な「あれつくりたい」、「これほしい」といったアイデアを繋ぎ商品を開発していくアイデアコンテストです。テーマに沿って全国の皆さんに作りたい商品アイデアを募り、見事賞をとった暁には商品化までサポートしますという素敵な企画になっています。2020年から始まり、先日、2021年の受賞作品も決まりました。今回は2020年に賞を受賞した作品を導入しました。
ものづくりアワードのHPはこちらから↓

[試作]
パーテーションのデザインはエポキシデザイン代表の後藤明寛さんが担当しました。当初は、肘掛けにアクリル板を3枚程取り付け、折り畳み式に使用するパーテーションでしたが、重量面の問題が発生したことから、使用する方の安全性を考慮したうえで、ブラッシュアップを重ねました。
実証実験時の記事はこちらから↓

エポキシデザインのHPはこちらから↓

[完成]
試作や実証実験を重ねた結果、初期のデザインとは異なる形へと変化しましたが、厚紙を使用した軽量の折り畳み式の間仕切りへと落ち着きました。グラフィックは新幹線はやぶさをイメージしたデザインになっており、特別感も感じることが出来ます。折り畳むとコンパクトなA4サイズになり、持ち運ぶことも簡単です。

今ほど紹介したように、アイデアから様々な工程、試行錯誤を経てようやく完成形になりました。また、新幹線車両内で使用するものということでクリアする課題が多かったことも制作の難易度を上げる要因となっておりました。それでも最後まで諦めずに形にすることが出来たのは、森田大介さんのアイデアと熱意、燕三条地域に高い技術力があったからだと思います。ぜひ皆さん機会がありましたら、実際に新幹線オフィスを利用してみてください。


さて、先月もSANPOSTの取材で企業訪問をしてきました。今回、紹介する工場も若い職人さんを求めておりますので、技術紹介と併せて求人情報も書かせていただきました。noteでは、その一部を紹介しますので、興味を持たれた方はぜひSANPOSTも併せて御覧いただければと思います。

ミノル製作所株式会社

本日は「へら絞り」という加工技術を用いて、銅、ステンレス、アルミ、鉄、真鍮など、各種金属素材を成型加工している【ミノル製作所株式会社】様へ取材に行ってきました。代表の本多貴之さんからは、へら絞りを通し自分の工場や地域に対して抱いている思いを熱く語っていただきました。
へら絞りとは、平面状あるいは円筒状の金属板を回転させながらへらと呼ばれる棒を押し当てて少しずつ変形させる塑性加工の手法です。絞りスピニング加工、へら押しとも呼ばれます。
wikipedia参照↓

加工に使用するへら棒

Q:ミノル製作所株式会社はどのような工場ですか?
A:へら絞りという業界は、現在、職人が非常に少なく後継者が見つからないという現状にあり、事業継承がうまくいっていないというところです。後継者がいないということは、現在、へら絞り加工を行っている人がいなくなってしまうと技術が途絶えてしまうということです。ミノル製作所二代目の立場として、「それではいけない!」と思いへら絞り職人を増やすためミノル製作所を始めました。私には、大学1年生と高校2年生の息子がいて、本気かどうかわかりませんが、小学生の時に「お父さんの仕事を継いでみたい」と言ってくれました。その息子世代がいざ「へら絞りの仕事をやりたい」と言った時に、自分が職人として仕事をしていなかったら、繋いであげる仕事もなくなってしまいます。そう思った時に、この技術を継承していくのは自分しかいないと思ったことがきっかけでした。

Q:どのような職人、人材を求めていますか?

A:今一番求めているのは、若い世代の人たちですね。技術を未来へつなぐため、ぜひ若い人たちからやってもらいたい。実際に道具、機械、材料に触れてもらい、この世界にハマってもらいたいですね!

Q:どのような人、性格の人に向いてますか?
A:負けず嫌いな人は間違いないと思います。あと、挑戦を諦めない人ですね。逃げようと思ったら簡単ですが、出来ないということから逃げずに挑戦して頑張れる人に向いてると思います。
私は、今の職人たちに「技術を人と比べてはいけないよ」と教えています。私が父親と一緒に仕事をしていたときは、比べる人が技術力のある父親しかいなかったため、勝手にライバル視していました(笑)そのおかげでスピードは付きましたが、細かいところが雑に目立ってしまいました。そのような雑さは簡単には抜けませんので、スピードや技術力は競うものではなく、1点1点金属と向き合い、基礎技術を大事にしっかり仕上げる!そういう職人になってほしいです。

若い職人さんによる作業の様子

Q:社内の雰囲気はどうですか?

A:今、働いている職人たちは、現在の体制になってから入社してきたので仲良くやらせてもらっています。月に1回のランチ会や誕生会もあります。私は、職人に自ら様々なことを体験したら良いよと言っています。燕市にはTSO(燕市ものづくり品質管理制度)という制度があり、ありがたいことに、職人自ら取得してみたいという声があがり、自主的に勉強会を開いたりしているみたいです。そのように、自主的に取り組んでいること自体が楽しいですし、一番身になると思います。責任感も働いていくうえでは大事ですが、私は後々にトップダウンではなく、職人一人一人が自主性の高い会社を作っていきたいと思っています。

Q:現在、自慢、宣伝したい自社商品はありますか?
A:自社商品を販売しているオンラインショップがあります。へら絞り技術を活かして手作業で制作した商品を取り扱っております。銅、ステンレス、アルミ、鉄、真鍮などの各種金属素材を「フライパン型」と「鍋型」の2種類に成型加工したものがあります。是非、ご覧になってみてください。
オンラインショップはこちらから↓


どこの業界でも年々少なくなっている職人さんですが、その現状に「若手を増やし、育てていく環境」という一つの答えを見出し活動し続けている本多さんは最高に格好良いです!
そんなミノル製作所株式会社で働きたい、職人になりたい、へら絞りに興味があるという方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記よりお問合せしてみてください。
ミノル製作所株式会社のHPはこちらから↓


SANPOSTでは、noteとは別に、日々記事を更新していますので、そちらも御覧いただければと思います。
今月もありがとうございました。


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