3年間とその続き
あっという間に春が来て、少しずつ夏の足音が近づいてきましたね。
前回、寒さに震えながら記事を書いていたのが遠い昔のようです。
お久しぶりです。
ステージえんがわを中心に活動している、にしおかふうこです。
この5月で地域おこし協力隊の任期が終了しました。
3年間のこと
コロナ禍ということもあり、様々なイベントや外出機会創出事業が今まで通りにはいかず、形を変えての開催となりました。
少しだけ振り返ってみたいと思います。
1~2年目はステージえんがわで様々なイベントをしつつ、図書館(本)とひもづいた企画や季節にふれるような企画を開催していきました。
3年目はまちやまも開館し、大きなイベントを開催する機会も増えていきました。
図書館の皆様や絵本の店omamoriさんと一緒に、大きな絵本作りも行いました。
振り返ってみると多くの皆様にご参加いただき、様々な方とお会いすることができました。
3年間楽しく過ごすことができたのは、イベントに参加してくださった皆様、関わってくださった地域や市や企業の皆様、一緒に働いているえんがわのメンバーのお陰です。
本当にありがとうございました。
最近のこと
先日行われた三条祭り!
今まではコロナ禍で大名行列の規模が縮小されていましたが、今年はフルパターンでの開催でした。昨年とは違う部分(傘鉾、お神輿をかつぐ、本来のコースを通る等)を見られるのを楽しみに大名行列を見に行ってきました。
八幡宮を出発した大名行列は、まず屋台の間を通っていきます。
奴さんとよばれる大名行列の先頭の方々が過ぎると、
続いて天狗様が登場します。
八幡宮を出るまでは、二本歯の下駄を履いています。
一本歯の下駄よりも歩くのは難しいそうです。
その次はお神輿。
狭い屋台の間を右に左にと動かしながら通り抜けていきます。
曲がり角は写真スポットらしく、たくさんのカメラマンがいました。
本町通りに出ると広い道路になり、奴さん達は道具(長柄の傘や大羽熊等)を大きく投げて受け渡しをします。
成功する度に、沿道からは歓声や拍手がわきました。
行列の最後には『傘鉾』と呼ばれる行列の飾り物。
三条市で作られた日用品を用いて傘の上に作られます。
4年ぶりに傘鉾が行列に参加したそうですが、今年は大谷翔平さんをモチーフにした傘鉾が多かったです。
毎年何が登場するのか楽しみです。
行列の最終地点は、田島にある諏訪神社。
ここまで行列が着いたら、八幡宮に戻って舞い込みをします。
舞い込みはお神輿や太鼓と共に、親が子供の成長を祈って肩車をして八幡宮社殿を3周します。
圧巻の迫力でした!
三角ちまきづくり
ちなみに、三条祭りに合わせて、ステージえんがわで三角ちまきづくりを行っていました。
新潟では、5月の節句の頃から三角ちまきをつくります。
中華ちまきとは違い、もち米のみを笹の葉で包み、きな粉をつけていただきます。
地域のベテランの皆様に教えてもらいながら、みんなで作りました。
もち米を笹で包み、更にスゲでしばるのは難しいですが、
美味しい三角ちまきが出来上がりました。
これからのこと
三条祭りが終わると凧合戦、夏祭りと三条市は行事が続いていきます。
四季折々の風物詩を楽しめるのもこの土地ならではですね。
協力隊の任期は終わってしまいましたが、三条に住まいがあるのは変わらないので、いち三条市民として今後も生活を楽しんでいきたいと思います。
そして変わらずまちやまやステージえんがわを中心に、NPO法人えんがわのスタッフとして仕事をしていく予定です。
まちやまがより多くの皆様にとって、心地よい場所や楽しく過ごせる場所になれるよう、一緒に作り上げていけたらと思っています。
今までありがとうございました。
そして、
これからもよろしくお願いします。