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「地域おこし協力隊として過ごした3年間を経て、下田で起業の道へ」

こんにちは!地域おこし協力隊下田チームの古内です。
私たち地域おこし協力隊下田チームは、下田地区で教育・スポーツ・農業分野の活動をしています。
 
この度、11月末をもって任期満了となったため、地域おこし協力隊として3年間の振り返りのお話をさせていただきます。
 
私は千葉県から移住し、前職では施工管理技士として働いていました。
以前の環境で、心身が疲弊したため離職することに。
環境を変えるため前職から離れた仕事を探している中で、農業が選択肢の1つに挙がりました。検索し、農業体験ができるプログラムを見付けたことがきっかけで下田を訪れました。
 
こちらに訪れてから協力隊の存在を知り、活動内容や下田の様々な話を聞いていく中で、現在住んでいる築110年の大きな古民家と出会いました。
この古民家を自分で修繕してよいというお話をいただいた事が、建築業と離れるつもりでいた自分に「まだ建築業を続けたい」と思わせてくれたきっかけになり、移住の決断をしました。


現在住んでいる古民家


地域おこし協力隊下田チームは半農半Xという活動をしています。
私は半農半建築ですが、着任時期が12月だったため、最初の頃は農作業は少なく、主に古民家を再生する活動が続きました。
そして春が訪れ、初めての農作業。
教えていただく事がいっぱいで、ひたすら経験を積むだけでした。
そして1年、2年と経ち「教えてもらう」から「自分で考える」ようになり、今は「次の協力隊員へ伝える」ことができるようになりました。

月日が経つのは早く、まだまだ経験や知識が足りない事を日々実感しながらも、任期を終える事になりました。
農作業について右も左もわからなかった自分が3年間を通して農業の一端でも理解できたのは、周りの方々の支えのおかげです。
 


親子向け田植え体験イベントの様子


一方半Xでは、当初はゲストハウスや民泊を目指し活動していましたが、任期満了後を見据え、様々な考察の上、たどり着いたのが、家の委託管理業の運営です。
 
下田地区には空き家問題があります。相続されたが居住者のいない家、居住者が施設にいる家など。
維持管理するために休日を使って管理している方が多く見受けられます。
ほかにも「売却したいができない」「今は居住者がいないがいずれ居住する」「居住者がいるが自分で管理するのが難しく近隣の方にお願いしている」という方も多いのが現状です。
 
地域の方の声を聞き、私はこの問題を解決するサービスを行いたいと思い、下田に残り、家の委託管理業を起業することを決めました。
冬季に起業準備を進め、春には本格的な運営を目指します。
地域の方々の力になれるよう、下田地区に根を張り、これからも努力してまいりますので、皆様今後ともご指導のほどよろしくお願いします。


●私たちの活動の様子は下記SNSからご覧ください。
 
【Facebook:三条市地域おこし協力隊(下田)】

 
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【下田通信/活動報告誌:毎月発行】

 
 

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