「SANJO PUBLISHINGで三条市の伝統とアートにふれられる機会」夏のブックフェアを開催しました!
こんにちは、地域おこし協力隊の町田です。三条市の中央商店街で、まちを編集する本屋「SANJO PUBLISHING」の本屋担当として活動しています。
最近、朝掃除がてら、お店の前を打ち水していると、気づけば蒸発していて猛暑を感じる日々が続いています。さて、SANJO PUBLISHINGではそんな夏の期間に「平和を祈る」をコンセプトに、ブックフェアを開催しました。
平和を祈る、夏のブックフェアとは
8月は原爆の日があり、広島や長崎で平和祈念式典が営まれ、各地で平和への祈りを捧げます。
店内ではウクライナのことや日本の戦後にまつわる本の展示と販売を行いました。
実際に、テーマに興味を持ってご来店いただいた方もいらっしゃり、私自身が選書した本もさまざまな方に手に取ってもらいました。
展示「project 16」も同時開催
平和を祈る、ブックフェアに合わせて新潟市上古町にある百年長屋「SAN」で開催された「project 16」の展示を同時開催しました。
project 16では、SDGsの16番目の目標「平和と公平をすべての人に」に賛同する新潟県出身のアーティストが、その目標で使われるイメージカラーをもとに作品を制作し、販売するプロジェクト。売上はすべてユニセフを通じてウクライナの人々のために寄付されるという展示です。
同プロジェクトには、三条市出身で、主に商品パッケージの絵をデザインする、グラフィックデザイナーの角田正之さんも参加されています。そんなご縁もあってSANJO PUBLISHINGで「project 16」を開催しています。三条の地から平和への祈りを深めるような機会になったと思います。
伝統の三条凧合戦の凧をつかった栞
今回のブックフェアでは、本を2冊以上購入された方に三条凧合戦で使われた凧の端材を使った栞をプレゼントする企画を行いました。こちらは三条凧協会さんから凧の提供にご協力いただきました。
三条凧合戦では凧同士がぶつかり合って、壊れて、揚げられなくなる凧が出てきます。そこでプレゼント企画として、本を買われた方に使われなくなった凧の端材を使った栞をお配りしました。凧の独特な色合いや質感が伝わる良さはもちろん、三条の伝統的な文化を伝える一助になれたらと思い、栞という形でお渡しできて良かったです。
こちらの凧を使った栞は、8月28日(日)開催の「まちなかワークショップ巡り」というイベントでも製作体験できます。SANJOPUBLISHINGで行いますので、ぜひご参加ください!
イベント含め、詳しい情報は「SANJO PUBLISHING」のInstagrumやTwitterにてご紹介しています。ぜひフォローしていただければと思います!