はじめまして!本と楽しむお茶とラムのお店「TROIS」の藤立です
2023年9月に三条市に移住してまいりました、地域おこし協力隊の藤立 新志(ふじたて あらし)と申します。
三条市中央商店街のまちの本屋「SANJO PUBLISHING」の喫茶担当として活動しています。
三条市に来てまだ日が浅い私ですが、はじめましての本稿では、三条市での生活の感想やこれからの活動への思いなどを少しご紹介できればと思います。
自己紹介
大阪府堺市出身。これまでの人生27年のうち、ほとんどを大阪府か京都府で過ごしてきた生粋の関西人です。
大阪府でも京都府でも、身近に川の流れる環境で生きてきたので、五十嵐川や信濃川の流域である三条市の地理にはとても親しみを感じています。
住宅や商店も多く過ごしやすい環境で、なおかつ風光明媚な土地であるというのが第一印象でした。
そんな三条市で、9月に着任してから準備を進め、SANJO PUBLISHING内の喫茶を新たな屋号「TROIS(トロワ)」として10月7日にリニューアルオープン。現在はこれまでとは違ったかたちで、昼は本と一緒に楽しめるカフェ、夜は本にちなんだオリジナルカクテルやラムを中心に珍しい洋酒を楽しんでいただけるバーとして営業をしています。
「TROIS」とは
屋号「TROIS」とは、フランス語で「3」を意味する単語です。三条市の「三」と、私のお気に入りのラムであるTrois Rivieresにちなんで名付けました。Trois Rivieresは「3本の川」という意味で、その名の通り3本の川の流域で作られていたことが由来となっています。
奇しくも三条市の周辺にも、信濃川、中ノ口川、五十嵐川の3本の川が流れていて、とても奇妙な縁を感じています。(「三条」という地名もこれらの川から名付けられたという説があるとか、、、)
また、この名前には地域の方々のサードプレイスになるようなお店でありたいとの願いも込めています。サードプレイスとは、自宅や学校・職場ではない「第三の場所」で、日々の重圧から解放されリラックスできる場所のことを指します。当店もサードプレイスとして地域の方々が安心してご利用できる環境作りを心掛けていきます。
本屋の中のカフェとして/私なりの「ものづくり」
地域おこし協力隊として飲食店を営むに当たり、ただ商品を提供するだけでなく、様々な飲み物や食べ物を通して地域に新しい文化を作っていきたいと考えています。
特に、SANJO PUBLISHINGは本屋と喫茶「TROIS」が合わさって「本と喫茶のお店」であるということを大切に、メニュー開発やサービス提供を行い、新たな本やドリンクの楽しみ方を発信していきます。本を題材にオリジナルカクテルを作ったり、本に登場するドリンクや食べ物の再現をしたりと、色々なことに挑戦していきます。
本屋部門や近隣のお店とのコラボ商品も計画中ですので、楽しみにお待ちください。
TROISはまちなかの地域に根差して、新たな楽しみをお届けできるよう活動していきますので、ぜひ遊びにきていただけると嬉しいです。