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本屋さんとして、喫茶店として。まちのこれからをコロナ禍の今から考える

こんにちは。

三条市の中央商店街で本屋と喫茶店を運営する「SANJO PUBLISHING」。そこでスタッフをしている米山です。

定期的に三条市で活動する、私たち地域おこし協力隊の取り組みを振り返りつつ、記事としてお届けしています。

さて、9月3日から16日まで県内でも特別警報の発令がありましたが、三条市で喫茶店も行なっているメンバーとして、改めて現場で活動している中での話をまとめたいと思います。

SANJO PUBLISHINGでのおはなし

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まちなかの商店街にお店を構えるSANJO PUBLISHING。近くには県内でも屈指の飲み屋街「本寺小路」があります。
※個人的には新宿三丁目や吉祥寺の飲屋街を思い出します笑

近くで営業しているバーや飲食店のみなさんとも、本を手に取ってもらうついでにおはなしを聞かせてもらうことがしばしば。

「お店を開けていても、小さな街だから人出は少なくなってるよねぇ……」

「前回も協力したし、今回も期間中は閉めようと思っているよ」

「9月前半のイベントはとりあえず全部中止で……」


新型ウイルス感染症が認知され始める前の頃、私は都内で仕事をしていました。あっという間に北海道や大阪にも広がって、都内の飲食店でもテイクアウトの対応や来店する方々の変化についていくのがやっとのような記憶があります。

急にそれまで当たり前だった「接客する」ということが、全くもってお客さんの為にはならず。むしろ「飲食業だけが…」などと言われることもあって、何度も「なぜ飲食を続けるのか」を問われているような気がしていました。

それは何も都内だからでもなく、新潟に戻ってきてからも同じです。そして、三条市で本屋さんを始めてからもあまり変わっていないような気がします。

本屋ではあるのですが、「夜喫茶」と題して普段は仕事をしていてこれない方や、本に触れる機会を別の形で作れないかと試行錯誤し始めているので、改めて地方だけではない「場づくり」の大変さを感じることもあります。

それでも「まちの本屋」として、「まちの喫茶店」として、一冊の本や一杯のコーヒーをまちの誰かに届けていきたい。

オープンして半年が経ち、「あの人が読んでくれたらいいなぁ」「こんなメニューだったら食べられるかなぁ」と少しずつ人の顔が思い浮かぶようになってきたから、余計にそう思うのかもしれません。

「これから」を考えること

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現場で実際に事業をやること。

まちの需要に寄り添うこと。

様々な局面で、今までとは違う交流を作っていかなければなのだと思っています。 それぞれの「まち」の色々な「これから」をつくることができればと思いつつ、そして現場で頑張っている協力隊の方への参考にもなればと少し思いをまとめてみました。

三条市地域おこし協力隊/SANJO PUBLISHING 喫茶担当 米山

SANJO PUBLISHINGの基本情報
住所 三条市本町2丁目13-1 旧カネ五洋品店
営業時間 11:00~19:00 (火・水定休)
note:https://note.com/ncl_sanjo
Twitter:https://twitter.com/PublishingSanjo
Instagram:https://www.instagram.com/sanjopublishing


【三条市地域おこし協力隊活動ファイル#57】

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