こんにちは！三ツ目株式会社所属、地域おこし協力隊の齊藤です。
あっという間に、三条市に移住してから2か月が経過しました。
今回は、この短い期間を振り返り、私がどんなことをしてきたのか、
どんなことを感じたのか、そして今後についてお話ししたいと思います。

 業務内容について
　前回の投稿でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は三条市で「ふるさと納税」に関連する業務を担当しています。具体的には、返礼品のサムネイル作成や、ふるさと納税のポータルサイトでの返礼品ページ作成、さらには返礼品を提供している事業者様を訪問し、現状の報告や新規返礼品の提案促進を行っています。また、新しく返礼品を出品したい事業者様に対しては、ふるさと納税の仕組みやそのメリットを丁寧に説明しています。

「JRE Local Hub 燕三条 in Tokyo Station」への参加
　この2か月の中で、特に印象に残っていることは、9月2日〜9月8日に東京駅で開催された「JRE Local Hub 燕三条 in Tokyo Station」に参加したことです。このイベントは、燕三条の職人たちが自ら売り場に立ち、製品の魅力を直接消費者に伝える展示販売イベントでした。私は、ふるさと納税の担当として特産品の説明を行い、ふるさと納税が初めての方には寄付の流れや返礼品の選び方をサポートしました。
　多くの来場者とお話をする中で、燕三条地域の工業製品の人気の高さを肌で感じました。燕三条の製品はその品質とデザインの高さから、地元のみならず、全国の消費者にも高く評価されています。展示会でも、多くの方が燕三条製品に興味を持ち、実際に商品を手に取ってそのクオリティを実感していました。その姿を見て、改めて「良いものを手に取って感じてもらうこと」が購買意欲に繋がることを強く感じました。
　一方で、意外にも三条市が提供する農産物の返礼品に対しては、まだ認知度が低いことを実感しました。イベントで工業製品を中心に展示していたということもありますが、多くの方が「三条市って工業製品だけじゃないんですね！」と驚かれていました。実際には、三条市は工業製品だけでなく、お米や果物といった高品質な農産物も豊富に提供しています。ふるさと納税を通じて多くの方々に選ばれているものの、まだまだ広く知られていない部分もあると感じました。

三条市の魅力を再発見
　この2か月間で、三条市の魅力を改めて再認識する機会がたくさんありました。三条市は「ものづくりの街」として知られていますが、その強みは工業製品だけに留まりません。農産物や地域の特産品も同じように三条市の魅力の一部です。私はイベントを通じて、三条市の工業製品の高い品質を実際に目にし、事業者様へ訪問する中で農産物の素晴らしさにも触れることができました。
　また、イベントで訪れたお客様が、その場で製品を手に取って品質の高さを実感し、即座に購入していただく姿を見て、「やはり直接商品に触れることが重要だ」と強く感じました。こうした機会をもっと増やすことで、三条市の魅力をさらに広めていけるのではないかと考えています。工業製品だけでなく、農産物も含めてもっと多くの人々に三条市を知っていただけるよう、今後も力を入れていきたいです。

今後について
　この2か月間で、三条市の魅力を改めて再確認する一方で、ふるさと納税についての知識や地域おこし協力隊としての活動については、まだまだ足りていないと感じています。三条市の内側にある本当の魅力を知らなければ、外部の方々に効果的に伝えることはできないと考えています。今後は、地域にもっと深く関わり、さまざまな事業者や住民の方々と交流しながら、三条市の魅力をさらに学んでいきたいと思います。
　また、SNSを活用して、自分が感じた三条市の魅力を積極的に発信していくことも考えています。ふるさと納税に関しても、より多くの方々にその魅力を伝えられるよう、情報発信を強化していきたいと思います。そして、地域おこし協力隊としての役割を果たしつつ、さまざまなイベントや活動に参加して三条市を内側から知り、それを外部に発信する力をつけていくことが私の今後の目標です。

さいごに
　この2か月間を通して、三条市の製品や農産物の魅力を再発見できたと思います。今後もSNSを通じて、三条市の良さを発信し、地域おこし協力隊として三条市を盛り上げていきたいと思っています。もし三条市やその製品に興味をお持ちの方がいれば、ぜひふるさと納税を通じて三条市を応援していただければ幸いです。そして、実際に三条市を訪れて、素晴らしい製品や美味しい農産物に触れてみてください！