本を知れる、本から人を知れる、人から本を知れる本屋を目指して【SANJO PUBLISHING】
こんにちは。三条市の中央商店街で本屋と喫茶店を運営する『SANJO PUBLISHING』で本屋さん担当の町田です。
今回、まちなかの魅力向上の一環として行う地域と人、本をつなぐ読書会『好きな本を話そう』についてお話させてもらいます!
本から人格が見える 地域と人、本をつなぐ読書会『好きな本を話そう』
SANJO PUBLISHINGの定例イベントとして行う『好きな本を話そう』では、毎回テーマを決めて参加者同士でその趣旨に関わりそうな本を持ち寄ってゆるくお話しする会です。
テーマが例えば『食』でしたら、参加者によって全然違う捉え方をした本を持ってきます。しかも、その本にまつわる深い思い出があったりと多方面に話が広がって1時間では収まりきらないときもしばしば。
なぜなら「本」であっても、ご紹介する『人』や『思い出』を通すことで自然と『人格』が帯びてきて本自体が交流しあっているように見えるからです。「あの人は、次回はいったいどんな本を紹介してくれるんだろう?」と本屋担当の私すらわくわくしていたりもします。
11月20日に開催した番外編では、中央商店街にあるカーヴ・ミサキヤさんの店内に併設されている、ワインとチーズのお店「Moitié-Moitié(モワチエ・モワチエ)」さんからワインとチーズをご提供してもらい、食を楽しみながら読書会を行う、趣向を変えながら行っています。
あの人に似合う本から生まれた『あの本を話そう〜思いがけず利他〜』
定期的に開催すると参加者の人となりがだんだんと分かってきて「あの人にはこの本が合うんじゃないか」と思えるようになっていきます。実際に、私以外にも参加者同士で「この本がいいよね」と紹介し合ったりする場面も増えてきました。
そんな折、三条市のまちなかにある三条別院の僧侶がコロナ禍の外食応援のフリーペーパーを配りに来てくださいました。その冊子を読んだり、その人と話す中でふと「今度出版されるこの本がもしかしたら合うのではないか」と提案させてもらいました。それが、『思いがけず利他』です。
その提案をきっかけに、「『思いがけず利他』をテーマに読書会をしましょう!」となり、11月27日(土)にフリーペーパー製作に関わった人たちを交えて『あの本を話そう〜思いがけず利他〜」を開催しました。
普段考えていてもなかなか話せない深いことから真面目な事案までいろんな角度の話が飛び交った時間となりました。きっと、1冊からお互いを知る機会にもなってのではないかと考えています。
本を知れる、本から人を知れる、人から本を知れる場所を目指して
私の原体験から、まちの本屋を掲げる『SANJO PUBLISHING』という場所から、本を知れる、本から人を知れる、人から本を知れる場所になれたらと考えています。
ご興味を持ってくださったら12月も『好きな本を話そう』を開催しますのでお気軽にお問合せください。
12月12日(日)14:00~15:00 好きな本を話そう~今年のマイベスト本~【終了しました】
12月25日(土) 14:00~15:00 好きな本を話そう~好きな本とクリスマス~
番外編として12月20日(月)に『SANJO BOOK TALK』と題して、本に携わる人たちをゲストにお呼びするトークイベントを行います。詳しい情報はSNSで随時更新していますので以下からご覧ください。分からないことがあればメールでもお問い合わせください。
以上、SANJO PUBLISHINGの町田からお送りしました。
【三条市地域おこし協力隊活動ファイル#77】