三条市のすてきな職場紹介~株式会社共栄鍛工所
こんにちは。
三条市で首都圏からの移住者支援を行っている、地域おこし協力隊員の松岡です。
三条市の魅力の一つである「企業や就業先が沢山あること」を知っていただき、興味を持っていただけるよう、すてきな企業や職場の雰囲気を紹介しています。
株式会社共栄鍛工所
本日は、株式会社共栄鍛工所の3代目、齊藤 栄太郞様にお話伺いました。
創業は昭和5年4月。初代が設立した齊藤木鋏(木ばさみ)製作所が会社のルーツです。
昭和33年に社名を株式会社共栄鍛工所に変更し、自動車部品、搬送用部品、農業機械部品、そのほか様々な部品を扱っています。
三条市から世界に向けて、産業に欠かせない機械部品を届けています。
海外への展開
海外の製品は、世界最大規模の農業機械メーカーと取引しています。
そのメーカーからは2001年から5年連続表彰され、なんと最重要パートナーとして殿堂入りしたそうです!
海外との取引では、英語対応ができる社員が各メーカーと直接交渉しているそうです。
商社を挟まないから、価格の決定権が共栄鍛工所にあることが強みなんですね!
海外の動向
海外の顧客は、カナダ、アメリカの北米が主です。
近年では、大規模農業のオートメーション化が進む南米ブラジルとの取引も増えているそうです!
世界の農業の主役は、人の操縦を必要としない、GPS制御の大型機械に移っています。
共栄鍛工所の強みは、そうした大型の農機具部品を扱っていること。
細かな要望に対応できる繊細な技術力に、絶対の自信がうかがえました。
従業員の待遇について
基本給は毎年上がるので、勤続年数に応じてボーナスも上がっていくそうです。
熟練職人は経験に見合った給与をもらっているので、後輩たちには目指す目標があるんですね。
「設備投資と人材はケチってはいけない」と仰っていました。
アニメ広告のきっかけ
まるでロボットアニメのような共栄鍛工所のCM。
みなさんもご覧になったことがあるのではないでしょうか?
某建設会社のCMを見て、社長が「これイイネ」と思ったのがきっかけとのこと。
男好みの合体ロボットアニメ風のCMで、会社のイメージを表現したそうです。
「とにかくインパクトで記憶のどこかに残ってもらえれば。」と仰っていました。
従業員を大切にする
鍛造の世界は、体力勝負。
そんな世界で頑張ってくれている従業員のために、作業着を洗えるランドリールーム(自宅で洗濯すると細かい金物で洗濯機が壊れるそう)、浴室大浴場、トレーニングジム、大型食堂(ミーティングルーム兼用)等多くの福利厚生が整っています。
「従業員を大切にして育てる。」
共栄鍛工所の方針が形になって表れていると感じました。