「空き家を買って地方移住」三条市を選んだきっかけは物件と生活環境
こんにちは。三条市地域経営課のコミュニティ推進係です。
今回の記事は「移住者を魅了する三条暮らし」
三条市を移住先として選んだ理由と暮らしの様子をお聞きしました。
▼インタビュー
今回、取材を受けてくださったのは、令和3年5月に転入された宮内さんご夫妻
夫・和則さんは、三条市出身ですが、進学・就職してからずっと東京暮らしだったそう。
妻・治子さんは、浴衣や着物などの生地を雑貨や衣類に仕立て直してリメイク製品を制作販売されています。
販売店舗も兼ねているご自宅にお邪魔して、お話を伺いました。
Q1 自己紹介をお願いします。
和則さん 空き家を購入して、2人で引っ越してきました。私は、関東の会社に勤めていますが、テレワークをしています。毎日のように会議がありますが、地方にいながらもパソコンで参加できています。
治子さん 私は、生地から雑貨や衣類をリメイクして販売しています。自宅兼店舗のほか定期市とのコラボマルシェに出店しています。定期市を見に行ったらちょうどコラボマルシェを開催していて。職員の方に声をかけてみたら、出店しませんかと誘っていただいたのがきっかけです。出店することで出店者やお客さんとも顔見知りになれて、地域となじむのにちょうど良かったと思います。売るよりも買う方が多かったりします。
和則さん 伝統がある定期市が存続しているのは、すごいことですよね。近所の方からよく市に買い物に行くと聞くので、地域に根差しているんだなと感じます。
Q2 移住を決めたきっかけを教えてください。
和則さん 2年くらい前から、移住先を探していました。ずっと大学から首都圏、都心部に住んでいたので、いずれは地方で住みたいなという思いがありました。昨年から会社でテレワークが始まったのも、移住の後押しになりました。
治子さん 東京で開催されている、U・Iターン検討者向けの説明会には、何度も足を運んで地域の情報を収集して回りました。
和則さん 三条市だけが移住候補地だったわけではありません。例えば、新潟県内では上越市、新潟市、弥彦村。県外では栃木県なども検討しました。最終的な決め手は、物件と生活環境が気に入ったことでした。
治子さん 東京に出るのも便利ですもんね、ここら辺は。比較的交通の便がいいと思います。
Q3 三条市内でお気に入りの場所を教えてください。
治子さん 一ノ木戸商店街は活気ありますよね。若い人たちが頑張っている様子が見えます。
和則さん 家の裏手の土手を上がると目の前に五十嵐川の河川敷がありますが、そこがお気に入りです。中心市街地と大きな河川が隣接している立地は、全国的にも少ないのではないでしょうか。河川敷の空間の魅力を、たくさんの人に知ってもらいたいです。
治子さん 夕日もキレイですね。裏の土手から、弥彦山方面を見渡すことができて、川に写る夕日が見られます。
和則さん 夕日の写真をね、インスタとかフェイスブックに上げると、みんな「いいね!」をくれるんです。いいところにお住まいですねって。
治子さん 知っていますか?鉄橋を通過する貨物列車に手を振ると、「プッ」とクラクションを鳴らして合図してくれることがあるんです。ゆったりした田舎ならではですね。
Q4 今後どのように暮らしていきたいですか。
和則さん 妻はたぶん今の仕事というか趣味に近いと思うんだけど、それをやって、古い布にどうやって付加価値を付けていくかっていう楽しみがあるでしょうね。私は何だろうな。
治子さん 夫は陶芸を趣味でやってるから、それを将来的にはこっちでやりたいって言うんだけど、仕事で時間がとれなくて。
和則さん いずれはこっちで、小っちゃい窯を作って陶芸をやりたいなと思ってます。あとは、もともと私はコンサルタント業をやってたので、地域づくりとかね、地域活性化、企業再生とか、そんなこともやってみたいと思っています。
宮内さん、インタビューに御協力ありがとうございました。
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