下田地域の魅力を伝える挑戦:もちつきキャラバンと五輪峠
こんにちは!地域おこし協力隊下田チームの齋藤です。
私たちは、新潟県三条市下田地区で教育・スポーツ・農業分野の活動をしています。
私は令和5年の4月に着任し、この1年間色々なことに挑戦してきました。
今回はその一部をご紹介します。
1、もちつきキャラバンの振り返り
もちつきキャラバンとは、下田地域の集落に出張し、地域の方にもちつきを体験していただくイベントです。昨年の11月から始動し、北五百川、荒沢、名下、大沢、庭月、上谷地、下大浦、森町8集落・約180名の方々にご参加いただきました。
参加してくださった皆さんの表情がとても和やかで、会話も増える中、自然と一体感が生まれることで場づくり・縁づくりのきっかけにつながったと感じました。
私はもちつきの経験が無く、最初の数回は中々上手くいかずに苦労しましたが、地域の方々に教わることで、徐々にもちをつくことができるようになりました。
「コロナ禍での外出自粛により近所で会っても立ち話などしないことが多かった。」という話もお聞きしており、もちつきを通じて近所の方々が再び話すきっかけになったことは、キャラバンを通じて一番うれしかったことでした。
今年の冬も地域の交流を支援できたらと思っておりますのでぜひお声がけください。
2、焼酎「五輪峠」について
協力隊の発案で2016年よりスタートした「五輪峠」という焼酎作りプロジェクトがあり、今年度から私が担当することになりました。
五輪峠とは、飯田から牛ヶ首へ抜ける120mの長い峠道のことで、地域の方々のトレーニングコースとしても使われています。それを焼酎の名前に使わせていただいております。また、五輪峠の中腹には福祉作業施設があり、そちらの方々に焼酎「五輪峠」のラベル貼りをお手伝いしてもらっています。
下田地域は農業が盛んですが、なかなか収入につながらず、今後の農業人口の減少、耕作放棄地の増加が心配です。
その地域課題を解決しようと、「おらの誇り」につながる逸品を作りたいと言う思いから五輪峠のプロジェクトは始動しました。地域の農家の中の有志の皆さんの協力を得て、原料になる黄金千貫と言うさつまいもを生産していただき、焼酎の醸造は新発田市の金升酒造さんにお願いしています。
今年で7年目になりますが、例年以上に大変な状況です。
というのも昨年の猛暑によりさつまいもの収穫量が減ってしまい、五輪峠の生産本数が減ってしまいました。
猛暑が続き、さつまいもの収穫量が落ちてはいますが 、五輪峠を作ることは下田地域の魅力発信につながると思うので、もっともっと五輪峠を広めていきたいと思います。
3,今後について
地域おこし協力隊に着任してからおよそ一年が経ちました。
この1年間はとても早く有意義にに過ぎ、地域のイベントや、SANJO BEATERSの試合など多くのことを経験することができました。
今まで学んだことをいかしながら、下田地域の魅力を発信し移住促進や地域活性化につなげて行きたいと思います。
今後も、もちつきキャラバンや五輪峠を通じて下田地域の魅力発信を行なって行きます。
最後までお読みいただき、感謝しております。
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