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はじめまして。
地域おこし協力隊下田チームの蟹澤亮太【かにさわ りょうた】です。
4月から農業班に着任しました。
私は、三重県桑名市で生まれ育ち、今年で23歳になります。
今までは農業とは無縁の人生を送ってきた私が、農業に興味を持ったきっかけや経緯についてなど、私のことについて書かせていただきます。
 

農業に興味を持ったキッカケ&協力隊着任の経緯


私は今までの人生で農業の経験はゼロであり、大学は理系ですらなく文系、本当に農業とは無縁の人生を送ってきました。
そんな私が農業に興味を持った最初のきっかけは、中学生の時に読んだ一冊の小説です。その名も『幸せの条件』。この本は、普通のメーカーで働いていたOLがひょんなことから農家に住み込みで働き、己の人生を見つめなおすというものです。
私はこの本を読んで、農家としての暮らしに興味と憧れを持ちましたが、調べれば調べるほど農業は、ゼロから始めるのはとても厳しいものだと分かり、あきらめかけていました。
その後、大学に進学し就職活動をしましたが、頭の片隅では、本で読んだ理想の暮らしを捨てきれていませんでした。


5月17日 北五百川の棚田にて

そんな時に、たまたまこの地域おこし協力隊の求人を発見。ここなら自分のやりたいことができるのではないかと思い、お試しツアーに参加しました。その後、この思いはさらに強いものとなりました。
しかし、自分は新卒で、さらに協力隊は任期付きの仕事。
安定をとるならば、協力隊ではなく普通の仕事を選んだほうが良いのは明らかでした。安定と夢の間で揺れ動く日々を経て、夢への挑戦を決意。そして、現在に至ります。
この協力隊への挑戦は、私の人生の中でも最も大きな決断でした。ですが、自分の中では後悔のない決断であり、大きな希望と少しの不安を抱えながら、この下田の地で協力隊として活動しています。


5月11日 南五百川


これからのこと


現在、私は農業班として活動しています。
4月に赴任したため、赴任から現在まで主に田んぼでの作業を行っています。
畔塗り、耕運、荒代かき、代かき、そして田植え。
全てが初めての作業でとても大変でしたが、全てが新鮮で楽しく過ごしています。特に、楽しかったのはやはり田植えです。個人的には、田んぼの作業の中でも収穫に並ぶ花形作業。
体力的にはとてもきつかったですが、赴任後一番楽しい時間を過ごすことができました。
しかし、楽しい時間は短いもので、あっという間に5月も終わりに差し掛かり、田植えの作業にもゴールが見えてきました。
今後は田んぼの水の管理を行いながら畑での作業に移っていくことになります。また、時期的にも暖かくなり始め、梅雨、そして夏と農業的に忙しい季節が始まります。
夏は雑草との戦いだと先輩隊員の方からお聞きしているので、今は戦いに備えて心の準備をしています。
農業は下田に来た最大の理由ですが、今後は様々な活動に参加していきたいと考えてます。
今後、地域の皆様にはいろいろなことでお世話になると思いますし、もしかしたらご迷惑をおかけしてしまうことがあるかもしれません。
ですが、一生懸命頑張りますので、どうかよろしくお願い申し上げます。


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