シングルマザー、地域おこし協力隊になる
はじめまして!
三条市地域おこし協力隊の上田響(うえだひびき)と申します。
1年間で起業に挑戦する"Tryand"プログラム生として、令和5年8月に着任しました。きら星株式会社に所属しています。
東京から三条市に移住し、小学生の娘と一緒に下田地区に住んでいます。今回は、自己紹介や娘との生活、今後の活動についてお話させていただきたいと思います。
自己紹介
1990年生まれ、長野県出身です。
離婚を機に、娘とふたりで憧れだった首都圏に移住しました。
仕事は、元々は保育士をしていましたが、転職をして会計事務所で経理をしていました。
憧れの東京生活でたくさんの夢を叶えることができましたが、周りに頼れる人がいない環境の中、ひとりで仕事、家事、育児をこなすのは大変なこともたくさんありました。
娘ともゆっくり向き合う時間が取れず、このままでは今しか見られない娘の成長や、共に過ごすかけがえのない時間を私は自ら手放してしまっている現状に、絶対に後悔する日が来ると思いました。
また、地元に暮らしていたときは、
「田舎なんてなんにもない」
「こんなところでは自分の可能性は広がらない」
と思っていたのが、東京で生活をする中で、なんにもないことが最大の魅力で、田舎だからこそできることがあるのではないかという気持ちに変わっていきました。
娘と私が自分らしく生きられる場所は?
生活スタイルは?
2人の幸せの形は?
たくさん考えた結果、地方へ移住することを決意しました。
そんな日々から、三条市・下田地域に移住して早11か月。
”人と心と自然との繋がりを大切にし、一人ではなく地域のみんなで一緒に子どもたちを見守り育てていく”
そんなコミュニティを作ること。
”子どもたちに、自分たちの街の魅力やどこにいても自分の夢は叶えられるということ、田舎だからこそ活躍できる場所がたくさんあるということ”
を伝え、夢ややりたいことの実現をお手伝いをすること。
この2つが私の目標です。
娘との下田暮らし
下田地区に住んで感動したことはたくさんありますが……なにより嬉しかったことは、住んでいる方がみなさんあたたかくて優しいということです。
夏休み中に移住したので、娘は2学期から下田地区の学校に通い始めましたが、先生も子どもたちも保護者のみなさんも地域の方もみなさんがあたたかく迎え入れてくださりました。
東京では学校に行くのが辛そうだった娘が、毎日笑顔で帰ってくることが何より嬉しいです。
任期後の活動について
地域おこし協力隊としての任期も残り約1ヶ月となりました。
起業型の地域おこし協力隊として、どんなことをしていこうか、迷い、悩み、葛藤することがたくさんありました。
今はオンラインでどこでも働けるスキルを身につけ、「多世代のコミュニティ作り」と「子どもたちへ体験と学びの場を提供」するために活動しています。
多世代のコミュニティづくり
下田にあるSnowPeak HEADQUATERS キャンプフィールドに近い集落の方と一緒に、田舎体験イベントを月1回企画して開催しています。
6月は【下田の山探検スタンプラリー】を開催します!
昼食にカレーライスが付きます!
また、「子どもたちの体験と学びの場を提供」の一歩として、子どもたちや地域の方に楽しんでもらいたいと思い、5月に駄菓子屋をオープンしました。
場所は下田地区のすぐお隣、栃尾地域になります。
子どもたちの体験と学びの場を提供
子どもたちや地域の方に楽しんでもらいたいと思い、5月に駄菓子屋をオープンしました。
場所は下田地区のすぐお隣、長岡市・栃尾地域。車で10~15分くらいの場所です。
倉庫をDIYした駄菓子屋で、120種の駄菓子とミニ縁日を開催しています。
営業は不定期のため、Instagram(@dagashiya999)をチェックしてぜひ遊びに来てください!
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ひとりの親として、母として、娘と一緒にこれからも三条市の暮らしを楽しみながら、三条市の魅力発信や、「多世代のコミュニティ作り」や「子どもたちの体験・学びの場の提供」に取り組んでいきたいと思っています。
地域おこし協力隊としての任期はあと少しになりますが、これからも三条市の仲間として仲良くしていただけたら嬉しいです!