創業塾pontekia 受講生の声を聞いてみた
みなさんこんにちは!三条市商工課商工係です!
今回は、三条市が開催している創業塾pontekia(ポンテキア)の受講生の声をご紹介します。
創業塾pontekiaとは?
三条市では、創業を目指す方を対象に、新規開業に必要な経営の知識とノウハウを体系的に学ぶことができる創業塾を開催しています。
創業塾pontekiaの詳しい内容については、以前投稿したこちらの記事をご覧ください。
「自分でお店を始めたい!」「何か新たなビジネスをしたい!」そんな方のためのセミナーです。
受講生の声
今回は、実際に今年度の創業塾pontekiaを受講された方と過去に受講されて、三条市内でお店を開いた方々にお話を伺いました。
▼今年度受講生
――どうして創業塾pontekiaを受講しようと思ったのですか?
元々、自分で何か事業を始めて働きたいと思っていました。学生時代に新規事業の設計について学んでいたこともあり、創業塾pontekiaに参加することで更にブラッシュアップできるかもしれないと思い、受講しました。
――実際に受講してみていかがでしたか?
最初は、自分のやりたい分野がぼんやりしていたので、創業計画書を書くのに苦労しましたが、事業を具体的に考えるきっかけになりました。
また、同じように創業を目指す人どうし、仲間で応援し合える環境が良かったです。
さらに、3人の中小企業診断士の先生方に質問しやすく、講義や創業計画書の添削など盛りだくさんの内容で満足でした。
――今後、三条市で創業したいと思いますか?
思います。自分の地元ということも大きいですが、三条市は、下田やまちなかなど、エリアごとに個性が光っていておもしろいまちだと思っています。そこで仕事ができたらいいなと思います。
――受講してみて心境の変化はありましたか?
「創業したい」というモチベーションが更に高まりました。また、創業計画書を添削してもらったり、グループワークで他の人から意見をもらったりすることで、自分の計画に手応えも感じました。
▼創業者の声
続いて、他市から移住されて三条市でお店を営む方々のお話です。
お二人とも、令和2年に創業塾pontekiaを受講後、お店を始められました。
――どうして創業塾pontekiaを受講しようと思ったのですか?
20年程前から、いつか飲食店をやりたいと思っていました。少しずつ準備を進めて来て、今がいいタイミングかな?と思い、開業を決意しました。
しかし、お店を始めるためには、創業計画書が必要だと知りました。いざ自分で書こうしても、何をどう書けばいいかわからない。そんな時に、金融機関から創業塾pontekiaを紹介してもらいました。
――お店を始める前に創業塾pontekiaを受講して、良かったことはありますか?
正直最初は、セミナーや勉強会などを受講しなくても何とかなると思っていました。しかし、実際に受けてみるとあやふやだったことが明確になりました。開業するにあたって知っておかなければいけないことを、1つずつ勉強できるいい機会になりました。
また、人と繋がりができたのも良かったです。同期の受講生など、良い出会いがたくさんありました。
――お二人は、どうして三条市でお店を開こうと思ったのですか?
三条市を含めた近隣の市町村で店舗になる物件を探していたところ、理想の物件が三条市にあったからです。
2人とも長年この県央地域で働いて来ましたし、最終的に三条市に導かれたのだと思っています。
この店舗は、市街地から離れたところにあり、コンビニが遠いなど不便なこともありますが、生活は充実していて、のどかに暮らしています。
おわりに
創業塾pontekiaは、これまで延べ約280人の方が受講され、そのうち約3割の方が実際に自分のお店を持つなど夢に向かって進んでいます。
令和4年度は11月2日に全講座を終えました。今年度の受講生の中にも、新たに開業される方がいらっしゃると思うとわくわくしますね!
移住が新たなビジネスを生むきっかけになるかもしれません。
また、お話を聞いた3人は共通して、創業塾pontekiaでは事業を始めるに当たっての知識の習得だけでなく、同じ目標を持つ仲間に出会えたことが良かったとおっしゃっていました。移住してからのコミュニティづくりの場としてもご活用ください。
創業塾pontekiaの今後の開催情報は三条市ホームページ等でお知らせします。
商工課では、創業を目指す方のご相談を受けて、市の創業についての情報をお伝えするほか、専門家に繋ぐお手伝いもしています。
創業に関するご相談は、お気軽に商工課までお問合せください。