田園の知恵、稲の恵み。田んぼとお米からの学び。
こんにちは!地域おこし協力隊下田チームの加藤です!
私たちは、下田地区で、教育・スポーツ・農業分野の活動をしています。
私は主に教育分野に携わり、親子向けイベントの企画や地域の小学校の行事に関わらせていただいています。
子どもたちの学びや成長をサポートし、様々なイベントや活動を通じて、子どもたちが自己表現や協力の大切さを学び、地域社会に貢献する喜びを体験できるよう努めています。
下田に着任して1年。四季折々の美しい景色に出会いながら、この地の息吹を感じる日々を送っています。下田のさまざまな景色を目にしてきましたが、その中でも特に印象に残っているのは、子どもたちが田植えや稲刈りをしている姿です。
田園に広がる緑の中で、元気いっぱいに手を動かす子どもたちの姿。太陽の光が差し込む中、土に触れながら笑顔で作業するのが印象的でした。
そして、稲刈りの季節になると、一生懸命に鎌を振るう子どもたちの姿がありました。彼らは大人顔負けの力強さで収穫に取り組んでいました。
ちなみに今回サムネイルで使用している写真は、森町小学校の児童が考案したお米のゆるキャラです。とてもかわいいですよね!
さて、今回はそんな子ども達の姿をお伝えできればと思います!
●「田んぼってなんだろう?」から学ぶ姿
森町小学校では、1年を通してお米についての学びを行っています。子どもたちはお米を育て、地域フェス「米フェス」で販売するまでの一連のプロセスを経験します。私の協力隊活動では、子どもたちと一緒に以下の活動を行いました。
・田植え、稲刈作業、米フェス当日のお米販売のサポート
・プレスリリース作成を教える授業
・米フェスで披露する劇のセリフ台本作成の補助、演出サポート、練習、当日サポート
これらの活動を通じて、子どもたちはお米の生産から販売までのプロセスを学び、地域の食文化や農業の重要性を理解すると同時に、協力と努力の大切さも体験しました。
●「まなぶ」は「真似ぶ」
色々な体験を共にしていく中で、子どもたちは様々な物事を見ていると感じました。
例えば、田植えや稲刈りの時に、子どもには鎌の使い方1つとっても、力の強さや腕の長さが影響し、なかなかうまく使えません。大人にとっては当たり前のことが子どもにとっては難しいことであることを再認識しました。
ですが、子どもたちは大人が行う作業を見て真似て学び、自分でできるようになっていきました。
学んだ結果として、米フェスでは、自分たちで作ったお米がすぐに完売するほどの大成功を収めました。完売した瞬間に、子どもたちがまた一歩成長したように感じました。
●学ぶって楽しいことを伝えたい!
教育班では、学ぶことの楽しさを知ってもらいたいという思いを共有し、多くのイベントや企画を実施してきました。水鉄砲合戦やデイキャンプでは、豊富な水資源である五十嵐川に親しみを持ってもらうことも大きな目標です。
イベントが「楽しい」だけでなく、「あの時のあれ!」という気づきを与えることができれば、その企画は大成功だと考えています。
来年度も、田植えや稲刈りなど様々なイベントを開催する予定です。
楽しんで学べるようなイベントを多数用意していますので、ぜひご参加ください!
その場での体験や出会いが、皆さんにとって意義深い学びとなることを願っています。
※イベント告知は下記SNSアカウント等からご確認ください。
お読みいただきありがとうございました。
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