Uターンして巡り会えたやりたい仕事 再発見した地元の魅力【移住者インタビュー】
一度は地元を離れて挑戦しようと思い立ち、東京で2年間過ごした後、三条市にUターンした鈴木寿生さん。Uターン移住をして、やりたかった仕事に巡り会え、地元の魅力も再発見できたと語ります。
鈴木さんの現在の仕事との出会いまでのストーリーと、三条市から離れたからこそ気づいたまちの魅力について、お聞きしました。
[鈴木さんのプロフィール]
年齢:30代
出身地:新潟県三条市
移住前の居住地:東京都
現在の仕事:デザイン設計会社の営業職
将来の結婚や子育てを考えて、地元に戻ることに
東京での暮らしにも、遊ぶところがたくさんあるなど、良い面もありました。
その反面、色々なことに「ルール」「縛り」があることは合わなかったです。例えば外食する時は、どこに行っても混んでいるので事前に予約が必要なことも多いです。時間に縛りができることはストレスでした。
そうした生活を続ける中で、将来、結婚して子どもを育てる事を考えた時に東京と地元のどちらの環境が良いか、選択する必要性を感じていました。
東京には、子ども向けに整備された公園がある程度ありますが、バットやボールは使用禁止だったり、自転車に乗れなかったり、遊び方が制限されていたり、本当にルールが多いのです。
地元だったらもっとのびのびと、自分で自由に遊び方をきめて、創意工夫をしながら遊べますし、僕自身がそうやって育ってきました。
小さいころなんて、缶一つあれば無限に遊べましたから(笑)
自分の子どもには、自分で遊べる環境を探して、遊びを作って、豊かに遊んでほしい。
そう考えていた頃、東京で子育てをする同僚から窮屈な思いをした経験を聞き、将来子育てをするならやっぱり地元かなと思い、戻ることにしました。
三条移住コンシェルジュの就職支援を活用
三条市での仕事探しには三条移住コンシェルジュの就職支援サービスを活用しました。コンシェルジュの支援はフランクで相談しやすく、レスポンスが早かったです。
コンシェルジュとは、仕事のことだけでなく生活や暮らしのことも話しました。
その相談をする中で、「ハード面からまちづくりに関わりたい」という自分自身の思いに気づくことができ、建築デザインを行う企業に勤めることになりました。
コンシェルジュは、採用担当者や経営者と直接話をして情報を集めているとのことで、とてもリアルで深い情報を知ることができました。
そして、僕自身のことや生活も理解した上で、マッチングしてくれました。
僕にとっては面白いことや、夢中になれること、やりたいことを仕事にできることは重要でした。
ただ、コンシェルジュに相談するまで自分にとって夢中になれる仕事は何か、よく分かっていなかったかもしれません。それが相談するうちに、まちづくりに関わることができる仕事がしたいという気持ちに気付くことができました。
今は楽しく働いています。
現在、私は株式会社ディ・アンド・ファイブという会社で営業として楽しく働いています。
ここで働いてから、地方でもやりがいのある仕事につけるんだなって実感しています。やりたいことが叶う会社って、地方にはないように見えて、ちゃんとあるんですよね。
再認識した地元の魅力
僕はカフェが好きなのですが、「こんなカフェが地元にあったのか!」という驚きがたくさんあります。
大きな病院もできて更に便利になりました。イベントがいろいろと開催されてい賑やかで、戻ってきて良かったと思っています。気の置けない地元の仲間と気軽に会えるようになったことも嬉しいですね。
地元に戻ってきてから、景色の移り変わりを見て季節をはっきりと感じられるのも本当に魅力的です。ただ、冬、まれに大雪になるのは困るかな。
でもそれも含めて新潟らしいし、こちらでの経験かなと。
これからの夢は
まちづくりを通じて三条市をもっと魅力的な場所にしたいです。特に、子どもたちが自由に遊べる環境をつくりたいと思っています。
地元の自然や風景を大切にしながら、新しいアイデアを取り入れて、仕事を通じてより良いまちづくりを進めていきたいです。
まとめ
鈴木さんのインタビューを通じて、東京での経験を生かして地域に貢献しようとする彼の想いを感じました。
都会での生活を経て、地元の良さを再発見し、理想の暮らしを実現する彼のストーリーは、自分にとっての大切なものを見つけるヒントになるかもしれません。
未来の三条市が、鈴木さんのような方の力でさらに素敵な場所になることが本当に楽しみです!
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