Iターン移住してから半年が経過、充実した日々を送っています!
久しぶりの更新となります。地域おこし協力隊として4月16日に、
一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト(以下「空活燕三条」)に着任した木村です。
noteを更新してから約半年が経過しました。
4月のnoteでは季節が移ろいゆくことの贅沢さについてふれましたが、
その後は、業務が多岐にわたりあっという間に駆け抜けて行ったというのが本音です。
(ちなみに、私だけでしょうか。「新潟県」というイメージで勝手に“夏は少し涼しい”と想像していました。実際は東京と大差なく、むしろ風が吹かなくて暑い!が感想です🥵💦)
さて、わたしの業務は空き家に関することと一ノ木戸商店街の複合交流拠点三-Me.の運営管理です。
この半年間を振り返ると新聞に掲載されたり、沢山の方にゲストハウスにご宿泊いただいたり・・と話題は沢山あるのですが、地域や空き家に関する大きな物事に関わることができたので、そちらを中心にお話していこうと思います。
①新事業の古物再生事業REYOOの立ち上げ(空き家啓発活動の新たな切り口)
②“燕三条 工場の祭典”へ三-Me.として参加し、地域企画やPR活動
特に①は、前回のNOTEにもその前進として「空き家の残置物問題解決の一歩として三-Me.での古物の取扱いをはじめる準備」と写真を掲載しましたが、こちらが古物再生事業REYOO(読み方:りよう)としてかたちになりました。立ち上がるまで、ほぼ毎月三条マルシェとコラボマルシェ(二・七の市、五・十の市)に出店し、周知活動を行いました。
商品のエピソードをお伝えした時や事業の成り立ちをお話したときの、皆さんのリアクションが楽しいです。なにより「素敵なものが手に入った」と喜んでいただけるのは、元の持ち主の方のお気持ちを繋げることが出来た証ですし、回収時の苦労も報われ、喜びもひとしおです。
そして、わたしたちが取り扱うのは“空き家から回収された残置物“。
その物についてお話をすれば、つまりは空き家問題を知っていただけるきっかけになります。お時間の許す限り丁寧にお伝えし、そこから残置物回収についてご相談をいただくことや、空き家バンクや利活用についてのご相談も受けました。
空き家問題は、当事者にならないと自分ごとにしづらい印象があります。古物再生事業REYOOが直接的に現状の空き家を減らすことは出来ないかもしれませんが、“空き家問題”の一つの切り口として、世代を問わず考えていただくきっかけになり、将来的な空き家が減ることを願って活動していきます。本記事下部にはREYOOのECサイトへのリンクもありますので、是非ご覧ください。
②についてですが、この地域を知るには絶好の機会「燕三条 工場の祭典」に、三-Me.の担当者として関わることが出来ました。
地域でエリア分けがなされ、三条市街地②に所属し、地元出身の方が多くいる中で、このチームのファシリテーター兼リーダーをさせていただきました。
さすが約20人に1人が社長と言われる地域。普段の業務ではなかなか関わることが出来ない方々とお会いすることができ、地域や燕三条のものづくり、更には地域課題などもお話することが出来ました。
三条市街地②チームの企画として「KOUBA検定」、三-Me.の企画として「空き工場・倉庫・アトリエ紹介&相談会」と「専門家と巡る空き家ツアー」を開催。
特に空き家ツアーは幅広い年齢の方、学生から地域住民の方、更には専門家の方(!)にも申し込みをいただき、お陰様で満員御礼✌✨️
移住後6ヶ月ではありますが、県外からも多くの方が訪れる大きな地域イベントで、三条市だけでなく燕市の方とも交流でき、地域に受け入れていただいたような気持ちもあり、とても有難く貴重な経験となりました。
今後も一日一日を大切にし、知見を深め、活動に活かしていきたいと思います!引き続きどうぞよろしくお願いいたします。