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2022年を振り返ってみよう。「SANJO PUBLISHING 」本屋の1年と今年の意気込み。

あけましておめでとうございます。
中央商店街にある本屋さんと喫茶店『SANJO PUBLISHING』の本屋担当をしている地域おこし協力隊の町田です。本年もよろしくお願いします。

三条市に来てから気づけばもうすぐ2年が経とうとしています。最初は聞き取るのに努力が必要だった三条弁も、今では何の問題もなく理解できるようになりました。
そんな昨年を振り返って今年の意気込みを書いてみようと思います。


様々なテーマで行ったブックフェア

昨年は春と夏、そして三条凧合戦に合わせて、それぞれにちなんだブックフェアを開催しました。春はブックカバーと一緒に販売し、夏は平和への祈りを込めた作品展示と一緒に行いました。ブックフェアの際は、三条凧合戦で使用された凧の端材を使った栞をプレゼントして、三条市、そして凧への興味や理解を深められるような試みを行いました。

ブックフェアの期間内に気づいたことがあります。同じ本でもテーマによる切り取りや、並べ方が変わることで見え方がガラッと変わることがあります。SANJO PUBLISHINGは小さな本屋ですが、その中でも普段手に取ることがない本を買われる方がいるなど、開催した意味を感じたフェアでした。


ひと棚本屋オーナー制度の開始

7月頃に、ひと棚本屋オーナー制度を始めました。『ひと棚本屋オーナー』とは、店内にある本棚の一部をお借りいただくと、そこで自分の蔵書や自主制作の本、作品などの販売ができるという仕組みです。
まちの本屋であるSANJO PUBLISHINGが、誰かのものづくりのきっかけを作ったり、アイデアの源を生んだりする場所になるように、この取組を行いました。

現在は6人の方にお借りいただいています。ご自身が作られた本を売る方、自分の蔵書を売る方、はたまた自分の作ろうとしている団体の宣伝をしている方などさまざまです。
先日NHKの取材が入った際にも取り上げていただき、少しずつ認知度や注目度が上がってきているのを感じます。

このnoteをご覧の方も借りることはできますので、ぜひSANJO PUBLISHINGのSNSのDMに気軽にご連絡いただけたら嬉しいです。

今年への意気込み

そんな本を通じた取組をあれこれ行ってきた中で、今年やってみたいことを最後にお話したいと思います。
 
昨年末から「みんなに届け!ぼくの推し本」と題して、私の推しの1冊をピックアップして、ひたすらに推すという企画を開催していました。11月は人類学者の松村圭一郎さんが書いた『うしろめたさの人類学』という本を取り上げました。おすすめと取り上げた甲斐あってか、多くの人がおすすめなら読んでみるかと買っていただけたのがとても嬉しく感じました。

今後も引き続き、私の推しの一冊を届けていけたらと思っています。また著者や出版社の方と関われるようなイベントも併せて行うことで、本屋「SANJO PUBLISHING」から三条市の文化を醸成していけたらいいなと思っています。
 
また三条市を始め、県内在住や他地域にいる県内出身のクリエイターも多いことを感じたので、そんな方々の展示なども行っていけたらいいなと考えています。


様々なアイデアやものづくりへの興味や意欲などがぼこぼこと湧いて生まれていくような、そんな本屋を目指して今年も動いていきます。何かアイデアをお持ちの方や、やってみたいことがある方は、ぜひお店でお話しできたらと思っています。いつでも気軽にお越しください!
 
イベント含め、詳しい情報は「SANJO PUBLISHING」のInstagramやTwitterにてご紹介しています。フォローしていただければ幸いです!

SANJO PUBLISHINGの基本情報
住所 三条市本町2丁目13-1 旧カネ五洋品店
営業時間 11:00~19:00 (火・水定休)
note:https://note.com/ncl_sanjo
Twitter:https://twitter.com/PublishingSanjo
Instagram:https://www.instagram.com/sanjopublishing

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