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もちつきキャラバン隊始動!集落内の交流機会を提案


こんにちは!
地域おこし協力隊下田チームの齋藤です!
私たちは、下田地域で教育・スポーツ・農業分野の活動をしています。
 
今回は、12月9日に北五百川集会所で実施した“もちつきキャラバン”についてお話をさせていただきます。
 

もちつきキャラバンとは?


もちつきキャラバンとは、下田地域の集落に出張し、地域の方にもちつきを体験していただくイベントです。
 
皆さんはきね・臼を用いてもちをついたことがありますか?
「一昔前は各家庭でやっていた」と地域の方から聞きましたが、近年は伝統が失われつつあります。スーパーに行けば切り餅が売られていて、レンジやトースターで温めればすぐに食べられる、そんな時代ですよね。
 
そこで、古き良き伝統を子ども達にも伝えるべく、この度”もちつきキャラバン”を北五百川自治会で実施しました!
 
しかし、我々協力隊の中にはもちつき経験者がおらず、本番に向けて不安要素がありました。そのひとつがもち米の炊き方。
 
本番前に2回の練習を行いましたが、なかなか上手くいきませんでした。

1回目はもち米を蒸す時間が短かかったらしく、米の芯が残ってしまいました。そのため、もちをつく際に固い粒が残ってしまい、せんべいのような食感でした。
 
2回目は、柔らかくするためにもち米に水をかけてみました。しかし、かけすぎたのか、水分量が多くなってしまい、ぐちゃぐちゃになってしまいました。柔らかすぎて、できたもちをまとめることができず、失敗しました。

ですが、地域の方に教えていただきながら、少しずつ改善していったように思います。
 


地域の方に教えていただきながらもちつきに挑戦している様子



北五百川でのもちつきキャラバン開催!!!


 
そして、ついに本番当日。
当日の天気は晴れ、過ごしやすい気候のもとで行うことができました。
 
米を蒸す工程では、何度も失敗が続き、直前までうまくいきませんでした。本番も失敗してしまうのではないか…と不安になりましたが、蒸かし作業をなんとか無事に成功させることができ、ひと安心しました。
 
イベントには集落の子どもたちやご高齢の方など、たくさんの方々が来てくださいました。和やかな雰囲気の中で行えたことをうれしく思います。
 
今回、もちつき初体験の方が多く、最初は遠慮する方もいました。時間の経過とともに緊張もほぐれ、参加した皆さん全員からもちつきを体験していただくことができました!
 
子どもたちは伝統的な行事に興味津々で、大人と一緒になって重たいきねを持ち上げ、元気いっぱいにもちつきをしてくれました。会場には笑顔とはしゃぐ声が飛び交い、そんな皆さんの姿を見ていると、無事に開催ができて本当によかったと思いました。地域の方の協力と、チームワークで成功できました!
自治会の方からは「昔はやっていたけど最近はもちつきをしなくなってね。昔を思い出すことができて良かった」「きねが重いけど、とても楽しかった!」などの声をいただくことができ、とてもうれしかったです。

 交流の場が広がることで、さまざまな視点や経験を共有でき、コミュニティ全体がより結束しやすくなるのではないかと思いました。
このようなイベントや集まりは、地域社会の結びつきを強化し、コミュニケーションの場を提供する重要な役割を果たすことができると思います。


当日のもちつきの様子


今回は北五百川集落で行ったもちつきキャラバンですが、今後は下田の64ある集落を順次回りたいと考えています。また、三条市内でこのようなイベントを実施したいけど道具がないという方。お任せください、きね・臼を持って伺います!
 
今後もこのような活動を通じて下田地域を活性化できればと思っています。
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
 
 
 
 
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