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明治の古民家リノベーション開始 ~三条市移住促進住宅~

こんにちは。
三条市地域経営課のコミュニティ推進係です。

三条市では、空き家を「移住促進住宅」としてリノベーションし、空き家の利活用及び移住者の住まい確保を支援するプロジェクトを進めています。

雪が降り積もる中、現在リノベーション工事の真っただ中です。

今回は、リノベーション工事の様子とデザイナーインタビューの動画をお届けします。

1 リノベーション工事の様子

家の一部を大きく土間に置き換えるため、現在、解体工事を行っています。

改修前
解体工事中

土間スペースとなる部分の天井を取り払うと、立派な黒い梁が見えました。↓↓

趣ある梁や柱をそのままに、吹き抜けでより古民家を感じることができる空間となります。

完成した土間スペースは、例えば
・テーブルと椅子を置いてセカンドダイニングとして
・天候を気にせず使える作業場として
・子どもが走り回れる遊び場として
趣味や収納など多目的に使うことができます。
土間を楽しめるこの家で、ここでしかできない自分らしい暮らしをぜひ楽しんでいただきたいです。

2 デザイナーにインタビュー

移住促進住宅のリノベーションデザインを手掛けた ffa inc. の捧夫妻に、デザインに込めた思いなどをインタビューした動画が完成しました。
▼ぜひご覧ください。

自身も移住者である捧夫妻
「もともと山の近くに住みたかった。」「東京でなくても仕事はできるかもしれない。」ということから、地方移住を検討し始め、夫の地元でもある下田地域が気に入って移住を決意

実際に移住して感じていることは「毎日、空が綺麗なこと。」

住まい探しについては、下田地域の戸建て物件がなかなか見付からず、最終的に「三条市空き家・空き地バンク」で良い物件と巡り合えたそうです。


3 おまけ -移住促進住宅の積雪量-

最後に、下田地域の冬事情をお知らせします。

三条市はエリアによって雪の深さが違います。
燕三条駅に近い市街地は、降り積もってもひざ下程度の量に対して、下田地域は豪雪地帯となっており、奥に進むほど雪が深くなります。市街地に近いエリアの積雪量は1m程度ですが、移住促進住宅がある田屋は1.5m程度、更に奥へ進むと2m以上降り積もるところもあります。

移住促進住宅(田屋) 12月に大寒波が到来した時の様子

また、雪の重みで建物が倒壊しないように、屋根の雪下ろしを各家庭で実施しています。降雪量によりますが、田屋は例年1回は雪下ろしが必要です。

空気が澄んだ冬の下田地域はとても綺麗ですが、
雪とともに暮らすことも理解した上で移住をご検討いただければ幸いです。
事前の現地確認で、同地域に住んでいる方とお話できる機会も用意できますので、まずはご相談ください。

▼お問合せ先

三条市市民部 地域経営課コミュニティ推進係
 電 話 0256-34-5646
 メール chiikikeiei@city.sanjo.niigata.jp

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