都会の喧噪から離れ、古民家で家族のこれからについて考える【ファミリー向け移住体験モニターツアー開催レポート】
こんにちは。
三条市移住コンシェルジュの三浦佑太郎（みうらゆうたろう）です。
いまこの記事を読んでいる方のなかで、首都圏で子育てをされている方はいらっしゃるでしょうか。
「たまには都会の喧騒を離れて、ゆっくりと家族のこれからを見つめ直す時間が欲しい。」と思うことはありませんか？
特に、お仕事と子育ての両立を頑張っている方にとって、ゆっくりと時間を取ることはなかなか難しいですよね。
ーーこのまま都会での子育てを続けられるのかな？
そんなことを日々考えてはいるけれど、思いを整理する時間がとれない。
様々な思いを馳せながら日々頑張る皆様に、「これからの家族の暮らしを、ゆっくりと見つめ直す時間」をご用意したい。
そんな思いで、三条市ではファミリー向けの１泊２日移住体験モニターツアーを開催しています。
第２回モニターツアー体験レポート【１月開催】
１月19日・20日に第２回目となるモニターツアーを開催しました。
ご参加いただいたファミリーから体験レポートが届きましたので、当日の様子を振り返ります。
今回ご参加いただいたファミリーは、神奈川県に住むお母さんと４歳の男の子。ご夫婦でリモートワーカーとして働きながら、子育てをしています。
まちが豊かで自然も豊富な、夫婦にとってもお子様にとっても良い環境の移住先を探しています。
古民家に宿泊、三条市在住のお母さんと子育てトーク
モニターツアー初日の夜は、「Sanju ~燕三条古民家の宿~」に宿泊！
宿泊先ではゲストスピーカーと合流しました。
ゲストスピーカーは、東京から小学生の娘さんと移住したお母さん・上田さんです。シングルマザーで、日々働きながら子育てに励んでいます。
三条市の子育て環境について、良い所からそうではない所まで、お話いただきました！
普段子育てしているからこそ見えてくる、インターネットで検索するだけでは分からないリアルなお話が聞けるのも、モニターツアーの魅力です。
子育てをしている移住者・上田さんの方のお話を聞くことで、三条市で子育てするイメージができた。偶然にも、私が現在住んでいる地域に近い土地から移住された方で、移住後のギャップ が近しいのではと感じました。また、子供同士でも地域の違いの話をしており、親子ともに良いきっかけをいただきました。
上田さんは、コンサルタントに相談しながら起業準備 をしているとのことで、移住者の挑戦も受け入れてくれる地域性があるとも感じました。
移住促進住宅を見学
２日目は、移住促進住宅「駒込」を見学しました。
移住促進住宅は、三条市が空き家を改修し、移住を検討しているご家族向けに貸し出している物件です。
※現在募集中の物件はありません。
古い住宅をイメージしていましたが、築 10 年ほどの物件でした。「駐車場と畑付きという条件で考えると、都心と比べれば家賃はとても安く、移住後に畑に挑戦するのも良いと感じました。
一方で、生活費に不安を感じる部分もありました。古民家では石油ストーブを１日中つけていないと寒かったので、かなりの灯油が必要になりそうです。
また、車での移動がメインになるとガソリン代が増えることも考えられ、生活にはかなりの燃料代が必要と感じています。光熱水費を合わせると、生活費は現在とそこまで変化はない、もしくは上回るかもしれません。
雪が振る地域の「あたりまえ」を私が全く知らない事に気づく良いきっかけとなりました。
現地に足を運び、自分の目で見て、体感するからこそ分かる情報がたくさんあります。
ぜひ一度三条市に来てみて、メリットもデメリットも感じてみてくださいね。
今回のツアースケジュール
１月20日(土)
11:30 図書館等複合施設「まちやま」でものづくり体験
燕三条戦隊カジレンジャーとも会えました。
13:00 「道の駅 漢学の里 しただ 」で昼食＋買い出し
15:00 宿泊場所「Sanju～燕三条古民家の宿～」で雪遊び
16:00 先輩移住者・上田さんと交流
17:00 「いい湯らてい」で入浴
19:00 Sanjuで夕食（かまど炊きご飯と下田地域の野菜鍋）
21:30 初日終了
１月21日（日）
10:00 片付け
11:00 移住促進住宅と飯田保育園を見学
12:00 上田さんと「ハコノエ」でランチ
13:00 市内散策（商店街、保育園、小学校など）
14:00 「道の駅 燕三条地場産業センター」で買い物
14:30 解散
ファミリー向けモニターツアーについて
参加された方から高い満足感をいただいているモニターツアーは、令和６年度も開催予定です。日程発表をお楽しみに！