眠育のススメ ~お子さんの成長と睡眠は大きく関わっています!~
三条市では、心身ともに健やかな子どもの成長を促すために『眠育』(睡眠教育)に取り組み始めて6年目、今では眠育という言葉が浸透してきていることを様々な場面で実感できるようになりました。
乳幼児健診において睡眠に関する保健指導を実施したり、保育所等において眠育講話を開催しています。
体内時計の基本は2歳までに作られると言われています。夜中に何度も起きずにしっかりと朝まで続けて眠ることが質の良い睡眠であり、正しい体内時計の形成につながります。
そのことから、乳幼児健診では10か月以降の夜間授乳のあり方について見直す保健指導を実施しています。実際に指導の結果、夜間授乳を止めたり、回数を減らすことに成功し、睡眠リズムを改善された方が多くいられます。
小学校入学により生活リズムが大きく変化することを見据え、その準備として年長児のうちから規則正しい生活リズムを身に付けられるように、保育所等において眠育講話を開催しています。
記憶に関わる脳の海馬という部分の体積は、夜間の睡眠時間の十分な子は短い子に比べて大きいということが分かっています!
眠育絵本『ねこすけくんなんじにねたん?』
三条市が眠育に取り組む参考にさせていただいた大阪府堺市の保育士さんが制作に関わり誕生した絵本です。
早く寝ると気持ちよく起きることができ、お友達と元気に楽しく遊ぶことができるようになることがお子さんにも分かるように描かれています。
保育所等、小学校、図書館にありますので、ぜひ読み聞かせに!!