はじめに

 こんにちは！地域おこし協力隊「おでかけ支援員」の水島です。
 7月に入庁してからあっという間に2か月が経ちました。
今回は7月からの活動内容と、令和5年10月1日(日)から始まる新しい公共交通について紹介します。

活動内容について

主な活動は10月1日から運行開始する「デマンド交通ひめさゆり のるーとさんじょう」と「燕三条・下田 Outdoor Liner」に関してです。

課内打ち合わせ・事業者との打ち合わせ・チラシやパンフレットの作成・説明会の参加や資料作り・広報活動などなど・・・
業務はたくさんあり、試行錯誤の毎日です。

 中でも個人的に一番大変だったのはチラシやパンフレットの作成です。
ピンク色パンフレットのデザインはプロの方にお願いしましたが、他のチラシは最初から最後まで自分で作成しました。
(初めての経験だったので読みづらい部分もあると思いますが、御寛容のほどお願いいたします。)
 

・「デマンド交通ひめさゆり のるーとさんじょう」

デマンド交通とは、バスや電車などのようにあらかじめ決まった時間帯に決まった停留所を回るのではなく、予約を入れて指定された時間に指定された場所へ送迎する交通サービスのことです。
規則正しく運行されている公共交通機関と異なり、利用者が自分から連絡する必要があります。
現在三条市では、市内全域に約620箇所ある停留所間を移動する「デマンド交通ひめさゆり」を運行しています。

そのうち約250箇所が該当する市街地エリアの運行が10月1日から変わります。
(市街地エリアと北・南・下田エリアおよび、北・南・下田エリア間の移動には、引き続きデマンド交通ひめさゆりのご利用をお願いします。)
 

新しいデマンド交通は
・毎日運行(1月1日～3日を除く)
・8：00～18：00の運行時間
・予約をして停留所に向かう
といった基本的な部分は変わりませんが、次の画像の赤枠で囲った部分が変わります。
 

特に表の1番下「乗り合い方式」が大きく変わります。
いままでは各タクシー会社に予約をしていたため、同じ時間にAという停留所からBという停留所に行きたい人が2人いても、予約するタクシー会社が異なれば2台配車されていました。
これからは予約が一本化されたこと、AIオンデマンド交通システムを導入したこと、車両が大きくなったことによって、このような場合でも1台の車で2人とも運ぶことができます。これにより車両燃料などの削減ができ、効率的に運行・配車できるようになります。
 

・「燕三条・下田 Outdoor Liner」

10月1日から、燕三条駅や東三条駅とスノーピーク フィールドスイートスパや下田地域とをつなぐ直通・快速のバスの実証運行を開始します。
自動車がなくてもキャンプにいけるほか、地域の方には日常的に利用できる新たな公共交通機関になればと考えています。
八木ヶ鼻温泉線・高校生ライナーバスの定期券をお持ちの方は、定期の区間内であれば100円の快速料金でご利用いただけます。
各駅から下田方面行きは１日３便、燕三条駅行きは１日２便、毎日運行します。
 

最後に

このnoteだけでは説明しきれない部分もあります。疑問に感じたことや分からないことなどありましたら、下の説明・相談会に参加または、三条市環境課までお問い合わせていただきますようお願いいたします。

次回10月のnoteでは、実際に「デマンド交通ひめさゆり のるーとさんじょう」と「燕三条・下田 Outdoor Liner」に乗車した感想を書ければと思います。
長文読んでいただきありがとうございました。

三条市HP 三条市デマンド交通

三条市HP 燕三条・下田 Outdoor Liner（アウトドアライナー）

三条市 市民部 環境課
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