コラージュアート体験教室開催!
こんにちは。
地域おこし協力隊、移住支援班の田中です。
今夏、当NPOでは「なつやすみプログラム2021」略して「なつプロ」を行いました。
このイベントは、「様々な体験を通し自分の好きを見つけてもらいたい」
という私たちの想いから生まれました。
プログラムは、音楽を題材にしたものや水鉄砲合戦、昆虫食…
様々な題材の中で私は「コラージュアート体験教室」を取り上げました。
みなさんは「コラージュ」というものをご存じでしょうか?
コラージュとは、フランス語で「糊付け」を意味します。
「性質の違うものを組み合わせて出来る芸術」のことです。
絵具を使う「絵画」、木・石・金属などを刻む「彫刻」のように、一つの素材だけではなく、印刷物や写真や雑誌などの切り抜き、これらを画用紙に貼り付け、作品にするものです。
様々なものを組み合わせて作るもので、絵画にも彫刻にも属さない芸術のことを意味します。
普段の生活の中ではあまり触れないであろうこのコラージュに、
「なつプロ」をきっかけに新しい表現方法に触れてほしいと思い、企画しました。
最初は参加者が集まってくれるか不安だったのですが、すぐに定員は埋まってくれました。
当日は、たくさんのイラストや写真を印刷し、雑誌の切り抜きやマスキングテープ等を準備しましたが、なんと子ども達は自分でたくさんの材料を持ってきてくれました。
これには私たちもびっくりです。
材料も普通のものじゃありません。
自分で描いたオリジナルのイラストをシールに加工したもの、ドライフラワーなど、私たちが思いもつかない面白いものがたくさん。
さて、充分すぎる材料が揃ったところでコラージュの始まりです。
まず一人ずつ「コラージュブック」を作ってもらいました。
いろんなプリントがされている折り紙を数枚選び、重ねて端を閉じ、上からマスキングテープを貼り付けて本にします。
子ども達は、思いのままに各ページにコラージュを生み出していきました。
雑誌の切り抜きやドライフラワーを駆使しておしゃれな雑誌風にする子、
自分のオリジナルキャラクターとシールを組み合わせ絵本のような作品を作る子、みんなのコラージュブックの中には無限の組み合わせや表現方法があり、見ているこちらも楽しくなりました。
本の中に自分の世界を創り出し、個性豊かで面白い作品が出来上がりました。
コラージュブックが終わった子は他の作品に挑戦です。
とても素敵な組み合わせですよね。
そして、最後は大きな画用紙に合作をしてもらいました。
一枚の画用紙の中にみんな仲良くお喋りしながら楽しく切り貼りしたり、絵を描いたりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。
また、4年生の女の子から「一生やっていたい!」という声が聞こえ、とても嬉しくなりました。ありがとう!
また何か体験教室を行いたいと思います。
お楽しみに…。
―――――――――
【包装紙のデザインをさせていただきました!】
話は変わりますが、私はこれまでデザインとカメラを仕事にしており、協力隊としてもその仕事をしています。
この度、商工会さんからご依頼を受け、包装紙を作成させていただくこととなりました。
この包装紙は下田の逸品を包むために使われます。
包装紙は初めてデザインしましたが、なんとか形になり安心しました。
一面に温かみのある下田の方言がたくさん詰め込まれています。
次の目標は地域をデザインすることです。
乞うご期待。
【三条市地域おこし協力隊活動ファイル#58】