初めまして！地域おこし協力隊下田チームの【竹内あかり】です。広島県の呉市出身で、２月から新たに地域おこし協力隊のメンバーとして活動することになりました。
私はスポーツ班に所属し、3人制プロバスケットボールチーム【SANJO　BEATERS】のメンバーとしても活動させていただきます。
今回は、自己紹介も兼ねて私自身について書かせていただきます。

１．私のバスケットボール人生

私は小学1年生の時にバスケットボールに出会いました。
幼少期から水泳やピアノ、英会話など色々な習い事をしてきましたが、唯一ずっと続けられたのがバスケットボールでした。
初めはただ楽しいからという気持ちだけでやっていましたが、中学、高校と学年が上がるにつれて「もっと上手くなりたい」「もっと高いレベルでバスケをやりたい」という欲が出てきて、将来はプロの選手として活躍したいという思いも強くなっていきました。
そして私は、九州の中でも強豪校である福岡県の西南女学院大学に進学を決めました。
しかし、大学生になると各県からレベルの高い選手が集まり、どんなに練習をしてもなかなか試合に出られないこともあり、結果が全ての世界で戦っていくことの厳しさを痛感しました。
大学４年生になる頃には、周りの友達が就職活動を始めていく中で、私はバスケを続けるか、普通に就職をするかで悩みました。悩んだ結果、自分のバスケの実力に対して限界を感じ、周りの子たちと同じように就職する道を選びました。

福祉学科を卒業し、地元の広島県に戻って、介護福祉施設に就職した私は、人生の中で初めてバスケと全く関わらない生活を送っていました。
しかし、入社して２か月経った頃、高校時代にお世話になった恩師の方から連絡がきて、久しぶりに一緒にバスケをやらないかとお誘いいただきました。そこで、半年ぶりにやったバスケがとても新鮮で楽しくて、バスケを始めた頃の気持ちを思い出しました。そこから「もう一度バスケを本気でやりたい」という気持ちになり、たまたまSANJO BEATERSがメンバーを募集している記事を見付け、応募をして現在に至ります。

　私にとって新潟県三条市への移住は第二の人生の始まりで、今後の人生の中でも大きなターニングポイントになるのではないかと感じております。
 

２．下田での生活

 まだこちらに移住して一か月も経っていませんが、全てが初めてのことで日々学ぶことばかりです。広島県も地域によっては雪が積もりますが、新潟県ほどではないので、来た当初は衝撃的でした。
寒さにはあまり慣れていないので、早く雪が解けて春が来るのが待ち遠しいです！
先日、集落活動として森町にある『白鳥の郷公苑』で白鳥当番に参加しました。
先輩協力隊員に教えてもらいながら、白鳥にえさをあげたり、お客様に白鳥のえさを売ったりなど貴重な体験をすることができました。
同日に、伝統行事である『どんど焼き』も行われていたこともあり、多くのお客様でにぎわっていました。

３．今後の活動

今後の活動として、SANJO　BEATERS女子チームは今年から本格的に活動をスタートしていきます。４月から始まるJAPAN TOURに向けてまずはシーズンをしっかり戦っていける土台作りをチームとして行い、私自身はチームを勝利に導ける選手になれるように頑張りたいです。
また、毎週金曜日と土曜日には、旧荒沢小学校でビーターズのメンバーが地域の小学生や中学生にバスケを教えるスクール活動も行っています。
３人制バスケの魅力や楽しさを次世代に伝え、地域の方たちから応援してもらえるチームになれるようにこうした活動にも積極的に取り組んでいきたいと思います。
協力隊としては、『半農半バスケ』を理念に掲げているということで、バスケだけではなく農業に関する知識や三条市と下田地域について学んでいきたいです。
協力隊の中には、下田地域の小学校と連携しながらキャリア教育や巡回授業を行うなど教育の分野にも関わっている『教育班』もあります。
2月3日に笹岡小学校で行われた『雪遊び』では、たくさんの子どもたちと交流することができました。今後もこうした地域活動に参加して、子どもたちの成長や地域の発展に携わりたいです。

４．最後に

 
まだまだ下田地域について知らないことも多いですが、これから地域おこし協力隊として経験したこと・感じたことをどんどん発信していけたらなと思います！
地域の方たちとたくさん交流できるのも楽しみにしております。
これからよろしくお願いいたします！