見出し画像

三条市全体でインターンシップへの意識を変えるべき!?

こんにちは。
インターンシップのサポートをしています地域おこし協力隊の鴨井です。

最近は少なくとも週1回は学生さんとZoomでお話しをさせていただいています。そこでは就活のことや転職のこと、地域おこし協力隊の活動のことなどを話していますが、もちろんちゃんとインターンシップについての情報収集もしていますよ。 

いろんな学生さんからお話を聞く中で気づいたことがあります。
それは...... 

“三条のインターンシップの受け入れ体制って遅れてない?”
です。

お話をする度に自分の勉強不足を痛感しましたし、関東とここまで違いがあるんだなと思いました。

なので、遅れているなと思った理由を2つ紹介します。
 

①企業は学生を待つのではなく声を掛けに行く

採用に積極的な企業は学生が来るのをただただ待っているわけではありません。企業側から学生に積極的にアプローチをかけて接点を作っているそうです。関東の企業には優秀な学生をどんどん採用したいという気持ちがあり、意欲のある学生に声を掛けてインターンシップに来てもらっているそうです。また、そのインターンシップで学生の取り組む姿勢やスキルを見てそのまま内定を出すこともあるそうです。つまり、 “いい人が来れば採用する” という考えではなく “いい人を見つけに行き採用に繋げる” という考えを持っています。

ということは、そのような企業から声を掛けられた学生は三条市内の企業を見る間もなく就職活動を終えることもあるのではないかと思いました。せっかく三条市にすごい企業がたくさんあっても学生の目に留まらなければ選んでもらうのは難しいです。目に留まらないのであれば目に留まるように企業から学生に向けて積極的に発信をすることが必要だと思います。

②リモートでのインターンシップが増えた

業種や職種にもよりますが、新型コロナが拡まってからはインターンシップもリモートで行われることが増えたそうです。企業のインターンシップの募集を検索してみると、確かにフルリモートで給料の支給があるインターンシップがたくさんありました。(これオレの給料より高いのでは......!? と思う募集もちらほら)

これは県外の大学に通う学生に新潟の企業でインターンシップを経験してもらうチャンスだと思いました。

リモートでのインターンシップは企業の担当者にとっては対面よりもやりにくい部分がたくさんあると思います。実際、自分も東京で働いていた時にテレワークをしながら新卒で入ったスタッフに仕事を教えることがよくあり、仕事の進捗状況を確認したり取材交渉の電話の方法などを教えたりするのに対面よりも苦労しました。ですが、これを乗り越えられれば企業のことを幅広く学生に知ってもらう機会になるのではと思いました。

まとめ

就職活動は早期化していると言われていますが、三条市内の企業は関東の企業と比べてインターンシップの時点ですでに遅れをとってしまっているんだなと感じました。県外の大学に進学した県内出身の学生がなかなか新潟に帰って来ないと県も自治体も頭を抱えていると思われますが、こういうところにも原因があるのかなと思いました。学生にとっての “選びたくなるまち三条” になるには市内の企業にもご協力いただき “学生に積極的にアプローチをするまち三条” になっていく必要があると思います。

まずは、自社の製造、企画、営業、広報、SNS運用などどの職種でインターンを受け入れられるか考えてプログラムを作成することから始めるのはいかがでしょうか。もしこの過程でお困りのことがありましたら全力でサポートします。

インターンシップのご相談はこちらまで!
三条未来づくり舎 日吉舎
〒955-0072 新潟県三条市元町12-31
MAIL: hiyoshisha@gmail.com
担当: 鴨井

【三条市地域おこし協力隊活動ファイル#96】

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後までお読みいただきありがとうございました! 少しでも三条市での暮らしに興味をお持ちいただけたなら、いつでもお気軽にご連絡ください😊