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SANPOST 県央地域のものづくり工場に潜入してきました!

こんにちは。Eki-lab帯織で活動しています上村達彦です。

今回はSANPOSTの取材で県央地域のものづくり工場に潜入し、どのような仕事、どのようにものづくりに取組んでいるのか取材をしてきました。今年度から、三条市立大学が開学し若い人が増えている兆しが見えます。「企業に入社した後はどのように働くのか?」、「どのような人が向いているのか?」、「どのような人材を求めているのか?」、「有給は?」、「福利厚生は?」など、若い人には気になることですが、求人サイトには詳しく載っていない事までバッチリ質問をしてきました。noteではその一部を紹介しますので、興味を持たれたらSANPOSTも併せてぜひ御覧ください。

最初の工場は、【株式会社後藤鉄工所】様です。

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株式会社後藤鉄工所様は、主にシャフト加工を得意とする工場です。工場の中に入るとマシニングセンタ加工等を行う大きな機械類が並んでおり迫力に圧倒されます。大量に機械が並ぶ様子からは、様々な金属加工部品が製造されていることを容易に想像することができます。特に金属の塊を旋盤加工とフライス加工を用いてどんどん形作っていく様子は圧巻です!金属を工作機械で削り、車・ドローン・ロボット、また、それらを構成する部品を加工して作っています。ミニ四駆の部品をイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。ギア、シャフト、ベアリングに関わっている部分になります。

※シャフトとは、機械などの「軸」となるものであり、シャフトを中心に機械を回転させる役割があります。大小様々なシャフトがありますが、身近なものでは家庭用扇風機に使用されているものをよく目にするのではないかと思います。
※マシニングセンタ加工とは、複数の切削加工ができ、工具の交換も自動で行うことができる機械で加工することです。
※旋盤加工とは、材料を回転させ、固定した工具を当てて削る加工方法です。
※フライス加工とは、材料を固定し、回転させた工具を当てて削る加工方法です。

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今回エキラボでは、JR東日本新潟支社様の「駅カードプレゼント企画」でオリジナル駅カードスタンプを作成しました!このスタンプの土台部分も後藤鉄工所様の技術を駆使し制作していただきました。
「駅カードプレゼント企画」の詳細は下記になります。

SANPOSTに掲載した後藤鉄工所様の記事は下記になります。


次の工場は、【株式会社野崎忠五郎商店】様です。

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県央地域のものづくりは、こちらの工場をなしには成り立たないと言っても過言ではないと思います。日々、この地域で使用されている金属の材料は、まずこの工場に集まり、それぞれの工場に卸されています。

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取材中は、実際に工場の中を見せていただきました。何千トンという材料を保管する倉庫は圧巻の一言です。こちらの工場では材料の量に圧倒されました。その他、ロール状になっているステンレスの材料を引き延ばすレベラーという機械や、そこから出てきた板をシャーリング加工する機械もあり、お客様の要望に応えるため様々な大きさや形に対応している様子が窺えます。とにかく、倉庫の数と大きさ、また、これだけの材料や機械を保有している様子は圧巻です!

※シャーリング加工とは、決まった寸法の材料から必要なサイズの材料に切断する工程です。

株式会社野崎忠五郎商店さんの記事

専門用語など、難しい単語が出てきましたので、少々解説を入れてみました。読んでみてもわからないことは、エキラボまでお問い合わせください。
来月も他の工場を取材する予定ですので、どのような工場、仕事がでてくるか楽しみにしていただきたいです。
ありがとうございました。


【三条市地域おこし協力隊活動ファイル#60】

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