社会性を育む!三条市の学校教育
こんにちは。三条市役所地域経営課コミュニティ推進係です!
7月になり、ピカピカのランドセルを背負った子どもたちもすっかり慣れた足取りで、楽しそうに通学する風景を見て朝からほっこりする毎日です😊
そんな本日は、三条市の学校教育について、ご紹介します!
私たちの三条市では、市内の全校で小中一貫教育を実施しています。
1.小中一貫教育ってなに?
義務教育は通常、「小学校」課程と「中学校」課程ではっきりと二つに分けられています。
小中一貫教育では、この二つの「分かれ目」をなくし、義務教育の9年間を連続した期間ととらえ、児童生徒の発達段階に応じた一貫性のある学習指導・生活指導を行うとともに、教職員や児童生徒が連携・交流を深めることにより、小学校と中学校が協働して系統的・継続的に教育活動を行います。
【三条市の小中一貫教育における9年間の学び】
(ずっと同じ環境だから安心ですよね)
三条市では、モデル校での取り組みを経て、平成25年度に市内全校で小中一貫教育を始めました。
さらに、平成29年には、すべての中学校区で学園制を導入して、9年間の教育体制を強化し、翌年には、県内初の義務教育学校となる大崎学園を開校しました。
※義務教育学校とは、一人の校長の下、小学校から中学校までの9年間の義務教育を一貫して行う学校です。(大崎学園では、いわゆる小学校1年生から中学校3年生までの学年を1年生~9年生と呼んでいます!9年生って、なんだか響きがかっこいいですね!)
2.小中一貫教育の取り組みのご紹介
三条市では、子どもたちの生きる力を育むには、子どもたちが多様な人との関わりを通して経験を重ね、豊かな学びに繋げられる場づくりが大切と考えています。
そんな場づくりをするために、これまで三条市が実施してきた取り組みの一部をご紹介します!
① あいさつ運動
中学生が小学校を訪れて、小学生と一緒にあいさつをして交流します。
(あいさつ運動の様子)
小学生にとっては、こうやって中学生のお兄さんお姉さんたちと触れ合うことで中学生に対する憧れが膨らみますね…!
② 同じ中学校へ通う小学校の児童の交流活動
中学校に入学する際、別の小学校から来る知らないお友達とうまくやれるのか不安に思ったことはありませんか?
三条市では、小学校同士の交流活動を計画的に行い、中学校入学への不安の解消に努めています。交流活動は学園によって様々ですが、合同の宿泊体験学習や合同の稲刈り活動などが行われています。
(合同宿泊体験活動の様子)
何回か顔を合わせ一緒に活動することで児童たちは自然と親しくなっていきます!
③ 小学生と中学生の交流活動
小学生と中学生が一緒に活動をるなどし、交流します。
各学園で合同の避難訓練や防災活動をしたり、中学生が小学生の学習のお手伝いをしたりと学園の特色ある交流活動を行っています。
(小学生と中学生が共に行う全校ダンスの様子)
中学生は、小学生の手本になったり学習のお手伝いをしたりすることで、誰かの役に立ったという自信も生まれますね!
また、小学生も、中学生を見て、素敵だな、あんなふうになりたいなと憧れますよね!
④乗り入れ授業
小学校の先生が中学校へ、中学校の先生が小学校へ行き、授業をします。
(中学校の先生が小学校に乗り入れる音楽授業の様子)
小学校の先生が中学校に行けば、「小学〇年生で習ったことの活用だね」と教えることができますし、小学校で馴染みある先生に会えた生徒は安心感を覚えます。
また、中学校の先生が小学校に行けば、小学校の学びが中学校にどのようにつながっていくのかをしっかりと伝えることができますね!
3.三条市の学校一覧
三条市には9つの学園があります。中学校が8校、小学校19校、義務教育学校1校です。
三条市ホームページ内に市内の学校一覧を掲載していますので、各学校の取り組みや詳細については、次のリンク先から学校のホームページを是非ご覧ください。
▷小学校紹介ページ
▷中学校紹介ページ
▷義務教育学校紹介ページ
以上、本日は三条市の学校教育について、非常に簡単にですがご紹介させていただきました。
では、また次回お会いしましょ~♪