思いは八十里を越える
みなさん、こんにちは!
三条市の下田地域で起業を目指し、地域を学ぶ活動をする、ローカルアカデミーin下田に参加している地域おこし協力隊の青木隆です。
下田に移住して早4か月が過ぎ、雪が解け、春の息吹が聞こえる季節がやってきました。
ローカルアカデミーの任期は1年間ということもあり、残り期間が刻一刻と過ぎていく不安がない訳ではありません。
しかし、立ち止まらなければ不安はいつの間にか消え去り、また一歩を踏み出す勇気が湧いてきます。
「動きながら考える」ことの大切さをあらためて実感しています。
さて、ローカルアカデミーin下田とは、地域おこし協力隊の制度を活用して三条市下田地域で地域課題を探し、その解決につながるビジネスの起業を目指す1年間限定のプログラムです。
かく言う私も、生まれ育った愛知県豊橋市を離れ、お世話になった携帯電話を主とした通信業界を去り、新たな挑戦にこのアカデミーを選択しました。
移住する前に、仮説として自分なりに考えたところ、「地域のPR」に課題や可能性があると感じました。
そこで、自身の得意分野である映像の制作を活かそうと考えました。
YouTubeを始めたのはそれが目的です。決してユーチューバーになるのが目的ではありません(笑)
またYouTubeは、人となりをわかってもらえる名刺代わりにもなるため、とても役立つ相棒とも言えます。
下田地域に溶け込み受け入れていただくにあたり、一役も二役も買ってくれました。
また、独立・起業に向けての道筋も朧気ながら見えてきました。
こんな激動の世の中ですので、一つの大きな柱を作るというよりは、何本かの小さな柱をいくつか作ることによって安定を図ることを考えています。
例えば、一つの事業で月に30万円を売り上げるより、一つ月に5万円を売り上げる事業を6つ持つイメージです。
現状考えている柱は…
①携帯電話業界にいたスキルを活かしたもの
②YouTubeなど映像制作に関するもの
③更新が滞りがちなHP等の管理
④余っている野菜を有効活用するもの
⑤開通が予定される八十里越に関連するもの
⑥一人暮らしをされている方への娯楽等の提供
の以上6つです。
これらを具体化したり、または新たな柱を作り出すために、これからも動きながら考えようと思います。
そして時間と身体が許す限り、取材をし、また自ら参加して、実体験を通して今後も道を切り拓いていこうと思います。
幕末・明治維新という、令和の世と同じく激動の時代を生き抜いた、下田地域の偉人に「西潟為蔵」という方がいらっしゃいます。
下田のために、八十里越の開通に向けて力を尽くした為蔵。
奇しくも『雪月花:西潟為蔵回顧録』が出版された年に生を受けた私が、吉田(愛知県豊橋市の版籍奉還前の藩名)から下田の地にたどり着き、こうして根付こうとしているのも縁と感じます。
これまでに知り合えた三条・下田の方々、また、これから新たにお世話になる方々に、「あんたが下田に来てくれて良かった。」と言ってもらえるよう、今後も動きながら考え、考えながら動きます!
最後に、よろしければ私の配信しているYouTubeチャンネルをご覧ください!