地域の福祉施設とのつながり
こんにちは、三条市本町、中央商店街の書店SANJO PUBLISHING内にて、カフェTROISを営んでいる地域おこし協力隊の藤立です。
活動拠点となるTROISをオープンして、はや4か月がたちます。ふだんの営業に並行して、地域のほかの団体や個人の方と関わりながら、新たな商品やサービスの開発に取り組んでいます。
その一環として、今年2月から三条市の障がい者福祉施設「杉の子工房」のお菓子の取り扱いを開始しました。
杉の子工房
上記の引用文にあるように、杉の子工房は障がいを持つ方の就労・生活支援をされている施設です。いわゆる就労支援B型事業所として運営されています。
利用者の能力や事情に合わせて、就労時間などが柔軟に設定できることが利点として挙げられますが、工賃の低さが全国的な問題となっているようです。詳しくは厚生労働省の説明のリンクを掲載しますので、興味のある方はぜひご覧ください。
杉の子工房での具体的な活動例としては、さつまいもの栽培と、それを使用したお菓子の製造・販売などが挙げられます。
当店では2月から、杉の子工房で製造されているお菓子を販売しています。
どのお菓子も利用者(杉の子工房で働かれている障がいをお持ちの方)がさつまいもから丁寧に作り上げた商品で、スイーツが好きな私も、とても美味しくいただいています。
TROISでの取り扱いは6種類。
●マドレーヌ
●パウンドケーキ
●スイートポテト
●トリュフチョコ
●サブレ&クッキー
●チョコサンドサブレ
以上となります。
どれもコーヒーやお茶と合わせてもおいしいのはもちろん、甘さ控えめでさつまいもの優しい甘さが感じられる味わいなので、TROISで提供しているラムとの相性も抜群です。
特に私のおすすめはマドレーヌです。紅茶と合わせてプルーストごっこもできますよ。
これらのお菓子はテイクアウトできますので、SANJO PUBLISHINGに来たものの、カフェを利用する時間がない時や、お土産としてもぜひご利用ください。
これからの協働・地域おこし協力隊として
今回のコラボを始めようと思ったのも、以前から福祉事業所の取組に関心があったからです。
これから新たに魅力的な商品の共同開発や、ほかの事業所とも協働の幅を広げていくことで、三条市の就労支援事業所の活動とその成果物をより多くの方に知っていただき、工賃の向上につなげるというのが個人的な目標です。
すぐには達成できない目標ではありますが、少しずつ多くの方にこういった活動を知っていただくことが第一歩となります。
興味を持たれた方は三条市に限らず、お住まいの地域で行われている活動をぜひ調べてみてください。
TROIS(SANJO PUBLISHING)喫茶部門の基本情報
住所 三条市本町2丁目13-1 旧カネ五洋品店 2階
(本屋入口から入り、中の階段で2階に上がってください)
営業時間 12:00~17:00、19:00~22:00 (火・水定休)
note:https://note.com/ncl_sanjo
Twitter:https://twitter.com/PublishingSanjo
Instagram:https://www.instagram.com/sanjopublishingtrois/?utm_source=qr