アメリカ人ママが空き家だった日本家屋をリノベして手に入れたほどよく田舎の三条暮らし
Hello, everyone!
新潟県・三条市に移住され、空き家バンクで手に入れた日本家屋にお住まいの、アメリカ人ママ、じゅりあさんに、お家の話、三条市での暮らしの話をお聞きしました。
じゅりあさんはどんな人?
アメリカのニューヨーク州の小さな町の出身で、高校と大学のときにそれぞれ1年間留学し、アメリカで大学を卒業した後、再び来日して英語を教える仕事に就きました。愛知県、埼玉県、東京都に住んだことがあります。
今は日本人の夫と3歳の娘と3人暮らしです。
三条市への移住は?
東京に住んでいたときに感染症が流行しました。感染症禍とは言え、東京でなかったらここまで酷い状況ではないのではと考えて、夫の実家がある三条市に移住しました。
三条市での暮らしは?
三条市での暮らしは穏やかで気に入っています。家族には、空気のきれいなところで緑に囲まれて過ごしてほしいと思っています。だから、三条市は今の自分と家族にぴったりの場所だと思っています。
空き家の購入を決めた理由は?
家を新築で建てることは考えていませんでした。
最近よく見かける新築の家は画一的で「性格のない」ものが多いと感じています。
自分たちが住む家は、美しい木材が使われていたり、日本庭園があったりする昔ながらの日本家屋にしたいと思っていました。
インターネットで物件を探していたら三条市空き地・空き家バンクを見つけ、すぐにこの家と出会いました。家の外観を見に行くと、まさに「THE 日本」。思い描いていたイメージとぴったりで、一瞬で気に入りました。
学校、保育園、スーパー、銀行が周りにあるとっても便利なこのエリアで、この規模の、風情ある日本家屋を手に入れるのは新築ではなかなかできません。
家の修繕は?
引っ越すときに、キッチンとバスルームを事業者に修繕してもらいました。
これから、ウォールペーパーやフロアを直したり、冬に備えてサッシを2重サッシにしたいと思っています。
楽しみながらDIYもしたいですね。ただ、日本はアメリカと違って、DIYの材料や機材が簡単に手に入らなくて、集めるのに少し苦労しています。
それから、庭も。もっと整えて、アウトドアを楽しめるスペースを作りたいですね。
今、楽しんでいることは?
三条市の子育て施設に子どもを連れてよく遊びに行きます。あそぼって、すまいるランド、たいぶん。スタッフはフレンドリーだし、おもちゃは清潔、時間を気にせず遊びたいだけ遊べるのです。アメリカにはこういった無料で遊べる公共施設はないです。娘はたいぶんのロックウォールが大のお気に入り。
そのほかに、はまっているのは山菜です。
アメリカでは山の植物を摘んで食べる習慣が全くないので、初めて勧められたときは少し戸惑いました。でも、食べてみたら、すごくおいしくてすぐに大好物になりました。
山菜は調理に少し手間はかかるけれど、山から新鮮なものを採ってきて食べられるというのはとっても魅力的。山を歩いて山菜を探しているときは、もう宝さがしをしている気分です。お店のバーゲンよりもはるかに楽しい。だって、無料なんですもの(笑)
皆さんに伝えたいことは?
三条市はbeautifulでpeaceful。仕事をリモートでできるなら、三条市に引っ越して来ない理由はないですよ。生活費は都会よりも安くて、クオリティオブライフはずっと高いです。
Let’s eat 山菜 with me!