手彫りの良さを伝えるために ~商店街の若き職人の挑戦~
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手彫りの良さを伝えるために ~商店街の若き職人の挑戦~

こんにちは。

三条市役所地域経営課中心市街地活性化推進係です!

前回(6/10)の投稿では、会いに行きたくなるまちなかの人をご紹介させていただきました!

今回は、まちなかのふれてみたくなるコトについて、ご紹介したいと思います。


★まちなかのふれてみたくなるコト!ここに注目!

突然ですが、こちらをご覧ください。

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素敵な作品ですよね。

これを見て「この人分かった!」と思われた方も多いはず。

きっと皆さんもご存知の、将棋界で活躍する10代の名プレイヤーです。


では、これが何で描かれているか分かりますか?



答えは、“消しゴム判子”なんです!!!

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今回はこの消しゴム判子を作られた、中央商店街にある「平凡堂印房(へいぼんどういんぼう)」の高橋 仁志(たかはし ひとし)さんに、お話を伺ってきました。


1.平凡堂印房・高橋仁志さんの紹介

平凡堂印房さんは、明治2年に提灯と判子を販売するお店として創業されましたが、お店が4代目になった頃(70年ほど前)に、時代の流れで、判子屋一筋で営業することに。

商店街の判子屋さんとして、今でも地域に愛され続けている、歴史のあるお店です。

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お客様のニーズに沿った判子を作るため、対面でお話しながら、要望を汲み取ることがお店の強みであり、職人の手で一つ一つ丁寧に思いを込めて作られているので、どれも一点物です。

判子の他にも、表札やネームプレート、判子屋さんでは珍しい三条弁が書いてある面白い判子まで置いてあります。

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今回お話を伺った、高橋 仁志さんはお店の6代目。

お父様の誘いにより、実家を継ぐことを決め、勤務してから現在5年目になります。

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2.なぜ消しゴム判子アートを始めたのか?

冒頭でご紹介した判子アートですが、平凡堂印房さんのTwitterに投稿されているのを、私がたまたま見つけました。

判子屋さんと聞くと、なかなか行く機会もないので少し格式が高そうなイメージがありましたが、この投稿を見てお店のことが気になり出しました。


-何がきっかけで、消しゴム判子でアート作品を作ったのか。
高橋さんにお尋ねしました。

「もともと消しゴムはんこは、この仕事を始めるにあたり、判子を彫る練習として、制作していたもの。Twitterに載せるようになったのも、もっと多くの人にお店を知ってほしいと思い、目を惹きつけるきっかけとしても良いと思ったからです。」

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  消しゴム判子作品の一部


時節柄に合わせたり、その時の話題だったり。

作りたい!と思ったらすぐ制作に取り掛かります。

写真では見づらいかもしれませんが、細かな線まで再現されていて、実物はかなりインパクトがありますよ!

投稿しているTwitterにも少しずつ反応があり、その反応の1つ1つが高橋さんの頑張りにつながっているそうです。


3.若い世代に伝えていくために

この仕事を始めて5年目という高橋さん。

判子彫りだけでなく、字のスタイルごとの癖を観察し、筆で書きながら字の書体を勉強する毎日。

過去に記した練習帳は何冊にもわたります。


そもそも手彫り職人は、県内でも数少なく、中でも若い人は40代オーバーと言われるほど、跡継ぎ問題が後を絶ちません。

それほど貴重な職人である高橋さんは「判子は長く使うものだからこそ、機械ですぐできるものより、手彫りで丁寧に作られたものの良さを若い世代にも伝えていきたい。」と意気込みます。

次なる挑戦は、手彫り判子の実演イベントだそうです!

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職人さんの手には、いろいろな思いが込められていて、素敵だなと感じました。

是非皆さんもお店に行ってみてくださいね。

Twitterも下記のURLからご覧いただけます!

「平凡堂印房」
〒955-0062 新潟県三条市本町1-7-5
TEL 0256-33-2012 / FAX 0256-33-2538
定休日:日曜 
HP:https://heibondou.jimdofree.com/
Twitter:https://twitter.com/heibondou

最後までお読みいただきありがとうございました! 少しでも三条市での暮らしに興味をお持ちいただけたなら、いつでもお気軽にご連絡ください😊

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田舎でも都会でもなく”ちょうどいい”かんじの三条市。金属加工技術に長けたものづくりのまちで、大型スーパーや娯楽施設等がそろう市街地から車を30分走らせると、気軽に海にも山にも行けます。新潟県のまんなかに位置する人口約9万5千人の地方都市からマチ・ヒト・コトをお届けします。