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「家庭でできるそば打ち体験」を通して思うこと

三条市のまちなかエリアで活動している地域おこし協力隊の綾部あやです。普段はまちなかエリア振興のため、さまざまなイベントを実施しています。

イベントは主に「まちやま」で行っています。
令和4年7月にできたばかりの図書館等複合施設で、図書館や学習スペース、飲食店、鍛冶ミュージアム、広場などが一体となった施設です。

まちやま内の施設であるステージえんがわで行っている「家庭でできるそば打ち体験」についてお話しします。
三条市で活動している「そば心の会」の方を中心に、新そばが出回る10月頃から、11月、12月、1月と年に4回そば打ち体験を行っています。
 
私は昨年から参加させていただき、今年度は主担当として関わらせていただきました。
連絡調整から準備片付けなど含めると大掛かりなイベントです。
多くの方に助けられ勉強させていただき、今年度も無事終えることができました。
 
参加者は小さなお子さんからご年配の方までさまざま。
男性ばかりの時もあれば、逆にほぼ女性ばかりという時もあり、参加者によって雰囲気もがらりと変わります。

今回2回参加してくれた小学生の男の子がいたのですが、2回目はお母さんの付き添いはなく、支払いもすべて自分で行う姿に、みんな大変刺激を受けました。
 

食べ物にまつわるイベントのいいところは、どの年齢層でも楽しめて、「美味しいものが食べられる!」というモチベーションを持てるところではないでしょうか。

そば打ちは家で気軽にできるものではないので、みなさん喜んでいました。大きなお鍋で、みんなで食べるというのもいいですよね。お母さんが一食作らなくても済むというところも大きな利点です。

みなさんが楽しんで体験され、蕎麦を美味しそうに味わう姿を見ると、関わらせていただいたことに感謝せずにはいられません。
 
近年、みんなで集まって食事をしたり、大声で話したり、笑いあったりという当たり前にしていたことがしづらくなりました。

だからこそ、近くにあるものに目を向け、日々に感謝しながら過ごしたいものです。
地域イベントやサークルなど、身近にたまたまあるもの。
たまたま目にしたもの。

そういった偶然の出会いも大切にしていきたいですね。

そして、それは出来事や物に限った話ではなく、人との出会いも大事だと思います。

新しい趣味を始めるとき、教えてくれたり、一緒にやってくれる人がいると上達も早いですし、長続きしやすいですよね。
私は前回の記事でご紹介した「えんがわあむこて(編み物イベント)」を通して、すっかり編み物のとりこになりました。

▼前回の記事

始めた当初は、「靴下なんて絶対無理!(編み物を始める人の合言葉)」と思っていたのですが、なんともうじき完成します。
もうたまらない達成感です。

やりたいと思っても、近くに編み物を教えてくれる人やきっかけをくれる人がいなければ謎の編みかけを何個も作り、ただ毛糸を無駄にして終わっただけだと思います。
私には編み物が上手な方が「たまたま」まわりにいました。
たまたま、だけど運命的な出会いをしたと感じています。

この記事を読んでいただいたのもまたご縁。
あなたはどんな「たまたま」と、どこで、どんな風に出会うでしょうか。
わくわく探しに、まちやまホームページをお役立ていただければ嬉しいです。

▼図書館等複合施設まちやま
まちなかエリアの協力隊主催のイベントをたくさん紹介しています!

以上、「そば打ち体験」を通して感じたことをつづりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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