こんにちは！
2022年７月に埼玉県から新潟県三条市へ移住し、初めての冬を乗り越えました。地域おこし協力隊のまるのさきです。
 
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一日のなかで、晴れ、雨、雪、暴風、といったあらゆる天気を体験できる三条市の気候に、毎日飽きることなく感動しています。「新潟県の冬は天気が悪いよ。冬季鬱に気を付けてね」と皆さんに心配していただきましたが、おかげさまで明るく過ごすことができました。
 
さて、わたしは昨年10月15日に、まちなかを活性化させる取組の一環として【絵本の店 omamori】という絵本屋さんを開きました。「誰かのお守りになりますように」と願いを込めて、絵本と軽食を楽しめる場所をつくっています。

（３月17日(金)まで中央商店街のシェアスペース Blancで間借り営業をしています。４月22日(土)から絵本屋としての本オープンを予定しております。詳細は各SNSをご確認ください。）

中央商店街を始め、三条市のまちなかにはいくつもの素敵な個人書店やカフェがあります。また北三条駅前には、昨年夏にオープンしたばかりの図書館等複合施設「まちやま」が地域の交流の場となっています。
 
私は一人で絵本屋さんを営んでいますが、周辺のお店の方々や、まちやまの皆さんと一緒に、地域の場所づくりに関わらせていただいています。とても心強いです。

三条市では、日々たくさんのイベントが開催されています。私自身も先日初めて絵本屋でイベントを企画しました。チャイの試飲会です。

約60人の方がイベントに来てくださって、店内は終始にぎわっていました。ご近所の常連さんや、知人だけでなく、市内外から初めて来店してくださった方もいました。
 
チャイの試飲会をきっかけに、絵本にあまり興味がない方も「チャイが飲める絵本屋さん」として遊びに来てくださることが増えました。毎日いろいろな方とお会いできるので嬉しい限りです。
 

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絵本屋を、どうしたらみんなが来てくれる場所になるかを日々考えています。
 
私のお店には「どんな人のために」がありません。親子のためにとか、学生さんのために、近隣に住む人のために、絵本が好きな人のために、といった明確なターゲットを置いていません。
 
絵本屋さんなので、何も買わなくてもいいし、ただ絵本を眺めてくれたり、私とおしゃべりしてくれたりするだけでもいいです。
風が強くて寒い日には、店内に足を踏み入れひととき暖まるだけでもいいです。
 
何もしなくてもいいし、何かしにきてくれてもいいです。
 
絵本屋だからといって、小さな子だけが楽しめるお店ではないし、
飲食提供があるからといって、大人だけが楽しめるお店にしたいわけでもありません。
 
日々、小さな子や、一人で過ごしたい大人の方が、どうやったら両立して過ごしやすい時間を過ごしてもらえるようになるのかを考えています。
 
お店の前を歩いたり、車で通ったりする方が、「何のお店だろう？」という顔で店先をじっと見つめてくれるとき、「なんか緊張するから入りづらいな」ではなく「なんか気になるから今度入ってみよう」と思ってもらえたら嬉しいです。
 
 
みなさん、遊びにきてね！！