農産物から生まれる下田地域の魅力 第2編
こんにちは。三条市役所令和5年度新規採用職員です。
今回は引き続き取材の中で聴いた下田地域の農産物の魅力についてご紹介します。
第2弾は「しただ米市場拡大推進協議会」です!
第1弾はこちらからお読みください。
1.「しただ米市場拡大推進協議会」について
「しただ米市場拡大推進協議会」は、下田産のお米を「しただ米」というブランドとして付加価値の向上、その販路拡大を目的に、令和4年6月24日に設立されました。協議会は、海外販路開拓部会と国内PR部会で構成されていて、首都圏でのイベント出店や米フェスの開催といった国内でのPR活動だけでなく、イタリアのミラノへ輸出したりと、幅広い活動を行っています。
2.会長の若杉利行さんのお話
今回の取材では、しただ米市場拡大推進協議会に所属されており、農事組合法人ならやまの会長でもある若杉利行さんにお話を聴いてきました!
農事組合法人ならやまでは、地域内循環型農業を実施しており、豊富な栄養で安心できるお米を栽培しています。その中でも、しただ米に認定されたものは「ならの里」として販売されているそうです。
「しただ米とは?」
「基本的に下田産のコシヒカリのことです。収穫されたお米が二等米以上であり、協議会が定めた基準をクリアすると、しただ米に認定されます。」
しただ米は認定される時に、減農薬の基準もクリアすることで販売時に貼られるシールが変わるそうで、銀色、金色のシールが貼られていることも!ぜひお店で見かけた時はチェックしてみてください。
「しただ米の特徴は、粘り気が強く、粒が小さいことです。冷めても美味しいのでお弁当にも最適です。」
実際にしただ米を食べたのですが、お話のとおり、粒も普段食べているものより小さく噛めば噛むほど甘みが出て本当に美味しかったです!また、炊くときのコツは少し柔らかめに炊くことだそうです。
「しただ米はどこで買えますか?」
「しただ米は、漢学の里しただ(道の駅)、下田周辺のスーパー、ネットで購入できます。たまに東京や大阪でイベント出店もしているので、その時でも購入可能です。」
下田に足を運ぶことで直接選んで買うこともできますし、ネット販売もしているということなので、気軽に買うこともできますね。
もっとしただ米を知ってもらいたい!
「しただ米は、魚沼産コシヒカリと並ぶくらい美味しいです。この魅力を伝えるために、首都圏でイベント出店したり、「ザ・米フェス in しただ」といったイベントを道の駅漢学の里しただで開催したりしています。」
米フェスは元々水曜見ナイトの企画で、学校の田んぼを持つ森町小学校とのイベントでした。ただしただ米の魅力を広めるだけでなく、若い世代に米作りについて知ってもらう場でもあり、次の世代へつなげるという思いが込められています。
また、米フェスがきっかけとなり、しただ米のブランド化の活動が始まり、協議会が設立されたそうです。
3.おわりに
若杉会長にお話を伺った後日、11月に開催された「ザ・米フェス2023 in しただ」へ実際に行ってきました!
会場では天気に恵まれるなか様々なブランドのしただ米の他、ご当地グルメも出店されており、しただ米を求めて非常に多くの方が来場し大盛況の様子でした!もちろん「ならの里」も大人気で、"炊きたての新米食べ放題"ではあっという間に炊飯器が空っぽに、、、!
こんなに美味しいお米を知らないなんてもったいない!
今回お話を聴きに伺った農事組合法人ならやまで、しただ米「ならの里」が購入できます。ぜひ一度食べてみてください!リピーターになること間違いなしです。
4.魅力体感研修を通して
「道の駅 漢学の里 しただ」、「しただ米市場拡大推進協議会」に訪問させていただき、取材させていただきました。お忙しい中、本研修にご協力いただけたこと、改めてこの場を借りて感謝申し上げます。
三条市にはまだまだ私たちの知らない魅力がたくさん詰まっていると、身をもって実感しました。
これから三条市職員として様々な経験を積みながら、市民の皆様と市職員が協力し合って、三条市を今よりもっと活性化させていけるように頑張りたいと思います。