新卒1年目で地域おこし協力隊になった私の任期1年目の振り返り
こんにちは。三条市地域おこし協力隊の渡邊です。
周りの人からは「ともつん」と呼ばれています。
株式会社MGNET所属の地域おこし協力隊で、三条市キャリア形成支援活動受入促進事業(旧インターンシップ受入促進事業)を担当しています。
株式会社MGNETはものづくりにとってより良い環境を作るため、まちづくり・ものづくり・ことづくりの事業を展開する、サービスデザイン会社です。まちづくりに当たる三条市キャリア形成支援活動受入促進事業は、三条市の企業と大学生をインターンシップを通して繋げるために活動しています。インターンシップのプラン作成のサポートを行ったり、三条市の企業でインターンシップをしたい学生に企業を紹介したり、三条市の企業にインターンシップに来た学生が無料で宿泊できる場所「日吉舎」の運営をしたり、大学の実習を受け入れたりしています。
前置きが長くなりましたが、、!
この記事では、私は今年の1月で任期2年目に突入したので、1年の振り返りと2年目のことについてお話します。
今でも1人では何もできないのですが、当時は本当に何もできませんでした。日程調整もできないし、時間を守ることもできない始末です。思い返しただけで、胸がざわざわします。
何もできないのに、生意気でふわふわしている私の面倒を見てくださった皆様には本当に感謝してもしきれません。
私はこの1年で、企業様に向けたセミナー、三条ナイトミートアップの開催、開志専門職大学事業創造学部・情報学部、新潟大学、三条市立大学の実習の受け入れを主に行ってきました。
5月からは、開志専門職大学事業創造学部の受け入れがありました。
同じ事業を担当している鴨井がメインで担当していましたが、私はろくに学生の力になることもできず、自分の情けなさにモヤモヤして、全然楽しめていなかったように思います。
目標に向かって一生懸命するのではなく、自分のできることを自分勝手にやっているだけなのですから、当たり前です。学生の悩んでいることや考えていることに歩み寄る努力をして、学生にとっても自分にとっても有意義な時間にしていきたいと感じました。
7月には、三条市立大学の学生団体・雛燕の皆さんと三条ナイトミートアップを開催しました。
繋がりを広げ、三条市や新潟県をさらに楽しんでもらうことを目的に、三条市立大学の学生、新潟県内の大学生、三条市の若手社会人の方を対象にした交流会です。参加した方からは「たくさんの人と交流できて、新潟、三条の人の面白さを知れました!」などの声をいただき、アンケートでも良い反応をいただくことができて、とても嬉しかったことが印象に残っています。
昨年、三条ナイトミートアップは3回行いました。
現在も雛燕の皆さんと次回の企画を計画中です。お楽しみに!
9月からは、開志専門職大学情報学部の実習の受け入れが始まりました。
私が初めてメインで受け入れを行いました。
この実習は毎日行われるため、他の担当業務と両立しながら、学生のサポートを行うことが難しかったです。初めはどうしても他の業務を優先してしまっていましたが、学生をちゃんと見るように意識し始めると少しずつ実習に対しての意識が良い方向へ変わっていきました。まず自分が熱意を持つことが大切なのだと学びました。
振り返ってみると、1年の大半は自分の気持ちに押し流されていましたが、ここ1、2か月で「仕事とは」ということを自分の中に落とし込んで、自分の業務の動きを改善する意識がついてきました。
2年目は、他の地域から来てくださった方々に三条市の魅力をちゃんと伝えられるように、自分自身がもっと楽しんで業務に取り組みたいと思います。また、この1年を通して様々な人と関わる中で、自分は最初に人から持たれる印象が良いらしいので(笑)、コミュニケーションを磨いて、活動の幅を広げていきます!