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鍛冶ミュージアムで触れる三条のものづくりの世界

こんにちは!三条市経済部商工課です!
去る7月24日(日)オープンした図書館等複合施設 まちやま

今日はその施設内に併設された「鍛冶ミュージアム」についてご紹介します。


1 まちやまってなに?

まちやまは、「図書館」、「鍛冶ミュージアム」「科学教育センター」、「ステージえんがわ 」「ひろば 」が一体となった施設です 。

にぎやかさと静けさが共存し、
1階はカフェなどの新たなサービスとにぎわいのフロア、
2階は幅広い世代が学ぶフロア、
3階は静かな読書と学習のフロア となっています。

施設のコンセプトは「学ぶ、見る、触れる」というもので、図書館と科学教育センターにおいて幅広い「学び」を得ながら、鍛冶ミュージアムにおいて三条のものづくりの世界を「見る、触れる」ことができる施設となっています。

2 鍛冶ミュージアムってなに?

鍛冶ミュージアムとはものづくりのまち三条の礎になっている鍛冶に焦点を当てたミュージアムです。
鍛冶にまつわる資料や多種多様な製品群を展示しており、「鍛冶」とは何なのかを学び、その世界の幅広さと奥深さを体感することができます。

その常設展示のようすを少しだけ掲載します。

鍛冶ミュージアム全景
玄能の展示
斧(おの)、鉞(まさかり)、鉈(なた)の展示


熱する温度によって生じる鉄の質の変化を解説

これらの他にも鍛冶製品の材料となる鉄の種類や鍛冶屋さんがものづくりの現場で実際に使用する道具、三条の鍛冶製品が全国に流通していった歴史などを展示品や史料から体感し、学ぶことができます。


3 企画展 鑪―たたら—

鍛冶ミュージアムでは上記の常設展示に加え、ガラスで仕切られた企画展示室において企画展示を行っております。

記念すべき第1回の企画展は「鑪―たたら—」と題して2022年10月30日(日)まで開催しています。

砂鉄と炭から鉄や鋼を作り出すたたら製鉄は、明治期に近代的な製鉄法が普及するまで、日本における鉄の供給を支えてきた重要な産業でした。
鍛冶ミュージアムのはじまりにちなみ、鍛冶製品の原点ともいえるたたら製鉄の世界にフォーカスした展示を行っています。

企画展示室入口に設置している小だたら操業用の炉

また、今月8月はまちやまオープニング月間企画として、毎週日曜日の11時と14時に常設展と企画展を担当職員が解説する「ギャラリーツアー」を実施しています。

夏休みに新しい学びを得る絶好の機会かと思います。
多くの皆さまのご来館をお待ちしています!


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最後までお読みいただきありがとうございました! 少しでも三条市での暮らしに興味をお持ちいただけたなら、いつでもお気軽にご連絡ください😊