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広い敷地と自然豊かな環境で子どもを育てたい【移住者インタビュー】

こんにちは。三条市地域経営課のコミュニティ推進係です。
今回の記事は「移住者を魅了する三条暮らし」
三条市を移住先として選んだ理由と暮らしの様子をお聞きしました。

▼移住者インタビュー

左:優さん、右:知映さん

今回、インタビューを受けてくださったのは、今年4月に新潟市から三条市の下田地域へ移住された金子優かねこまさるさんと知映ちえさんです。三条市の移住促進住宅に入居された金子さんご家族に、下田地域での暮らしについてお話を聞きました。

▼移住促進住宅についてはこちらの記事をご覧ください。

ーーご家族のことを教えてください。

優さん 私と妻の知映、娘の3人家族です。職業は漫画家で、PCを使ってフルデジタルで描いています。妻は専業主婦で、子どもが産まれる前は竹細工の職人でした。

知映さん 京都の山奥にある専門学校で伝統工芸を学びました。新潟に帰ってきてからは、阿賀野市で民芸品の後継者が少ないという話を聞き、そこで竹細工を作っていました。
ところが、材料にしている竹が枯れてしまいまして…。再生するのに10年くらい掛かりますし、結婚して子どもも産まれるので一度離れようかなと。

ーー下田地域での生活はどうですか?

知映さん ここの環境がすごく安全で、子どももよく隣の家に一人で遊びに行くんです。「おばあちゃんいるかな?」って。
反対隣の方には梅もぎを体験させていただきました。
あと、「採れ過ぎちゃったから」って地域の方が水菜やきゅうりなどを持ってきてくれるんです。とてもよいご近所さんに恵まれたなと思います。

ーー移住したきっかけは何でしたか?

優さん 移住する前の住居より広い敷地と自然豊かな環境で子どもを育てたいと思っていたので、何年も前から引っ越し先の家を探していました。最初は海沿いを探していたのですが、いいところが見付からなくて…。

知映さん 不動産事業者より詳しいんじゃないかってくらい物件を探しました。

優さん 海沿いはあらかた見尽くして、どうしようか、諦めようかって時に、海から山に方針を変えてみようって話になったんです。それでちょうどこの物件を見付けました。

ーー古民家に住むということに抵抗はありませんでしたか?

優さん 古ければ古いほどいいなって感じでした。現代的な家だと建物と建物の間隔が狭いイメージがあるので、むしろ広々としている古民家とか木造の家が理想的というか。ホームページの写真を見ていいじゃないか…!ってなりました。

ーー移住して環境やお子さんに変化はありましたか?

優さん 家の前を畑にして、野菜を育てながらの生活になったので、段々と朝早く起きるようになりました。夜も子どもと一緒に早く寝て、朝5~6時に起きるみたいな。今育てているのはきゅうり、ミニトマト、ピーナッツ、あとは…。

知映さん トウモロコシと、オクラも植えましたが全然育たなくて…。けれど、作物が育たなくて「なんでだろう…?」と悩んでいると地域の方々が教えてくれるんです。「こうするといいよ」って。
あと、「うちの畑、使ってないから使っていいよ」って言ってくれる人もいます。もう少し畑作業に慣れてきたら広げてみたいです。

優さん 子どものことでいうと行動範囲が広がりましたね。さっき言ったようにお隣まで行きますし…。前は住宅地で建物が密集してたので、あまり外に行かないようにと言っていました。今はもう「庭で遊んでこい」って感じです。

ーー休日の過ごし方を教えてください。

優さん 忙しくてまだあまり行けていないのですが、この辺りでは大谷ダムまで遊びに行きました。

知映さん 昨日は温泉施設いい湯らていの「うまいものグランプリ」に行ってきましたね。

優さん 結構飲食店があるんですよね。「ここもある、ここにもある」って。

知映さん 八木茶屋という定食屋にも行きました。名物のラーメンももちろん美味しいんですけど、他のメニューも全部美味しいんですよ!いつか制覇したいです。
あと、この間の土曜日にみんなで藍染めをしたんです。天然藍と合成藍を混ぜたものを買って染めました。今着ている服もその時藍染めしたものです。

藍染めした服を着て、土間で遊ぶお子さんの様子

ーー地域行事に参加したことはありますか?

知映さん まだ参加はしていないのですが、次の週末に自治会の打合せがあって、虫送りっていう行事についてみんなで話すらしいです。「金子さんもどうですか?」って誘ってくれたので参加してみようと思います。

虫送り
梅雨の時期に発生する害虫である“ウンカ”を駆除し、稲の豊作を祈って、7月中旬に行われる伝統行事です。昔は、夜に松明を持って田んぼ道を歩き、火の光に虫を集めることで稲につく害虫を払っていたそうです。今ではその伝統が簡略化され、子ども達が飾り付けした笹で稲を撫でながら集落を一周するというのが通例になっています。

NIIGATA KOMEJIRUSHI PROJECTより引用

ーー移住するに当たって不安はありましたか?

優さん 雪のことやご近所さんがどんな人だろうって不安でした。前から猫を飼いたいと思っていたので、猫が嫌いな人がお隣だったらどうしようかなって。全然問題なかったですが、そういった不安はありました。

ーー地域ならではの習慣、風習等はありましたか?

優さん 月の町内会費をみんなでコミュニティセンターに納めに行くのが驚きましたね。

知映さん 午前7時から8時30分の間で行きたい時に行くので、全員に会える訳ではないのですが、誰かしらには月に1回必ず会えますね。
この地域には同じ名字の方が多いので、覚える機会が増えるのはありがたいです。

ーー今後してみたいことはありますか?

優さん 敷地内に竹林があるのですが、ずっと管理されていた所有者さんが切った竹をそこに積み上げているみたいなので、それを片付けてきれいな竹藪を作りたいと思っています。ただ、結構な作業量になると思うので、いつからやろうかなって。

知映さん 下田には竹もそうですが、自然の様々な材料がたくさんあるので、それを利用していろいろ作ってみたいですね。作ってみたい方がいらっしゃるので、まず自分でやってみて、できそうだったらみんなで集まって作ってみたいです。

ーー思い描いているライフスタイルはありますか?

優さん 畑はもうちょっと増やしたいです。理想としてはスーパーとか行かなくても家のもので全部足りるみたいな。

知映さん 川で釣りをしている人が多いので、野菜と物々交換で魚が手に入ったら嬉しいです。

優さん 猟自体にも興味がありまして、もしかしたら猟銃や罠などの免許を取るかもしれません。

ーーこれから移住を考えている方にアドバイスがあれば教えてください。

優さん 下田地域は自然豊かなところなので虫が多いですし、まだ経験していませんが冬の除雪など、生活するに当たってある程度準備が必要だと思います。
今年は灯油ストーブで冬を乗り越えようと思いますが、のちのち薪ストーブを設置できればいいなと考えています。


優さん、知映さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!


▼移住促進住宅

金子さんご家族が暮らしている移住促進住宅は第二弾の物件を設計中です。今後整備状況や募集情報はnoteで発信していきますので、ぜひご覧ください。

(▼第一弾「田屋」の記事はこちらから)

また、第二弾の入居者募集情報は三条市のHPにて掲載します。
興味のある方はこちらも合わせてご覧ください。


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スノーピークやキャプテンスタッグなどアウトドア用品ブランドの本社もある新潟県三条市では、手軽に週末キャンプや温泉、その他様々なアウトドアアクティビティが楽しめます。(温泉、アウトドアなどの情報はこちら

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