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移住者インタビュー

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東京から新潟県三条市へ移住した、2児のワーママ移住レポ も掲載中 https://sanjo-city.note.jp/m/mcf855654ed5b
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#地域おこし協力隊

#03 「地方には仕事がない」は嘘!?移住したからこそできる仕事とは【ワーママ移住連載】

子育てをしながら働く「ワーママ」として、都会の暮らしに限界を感じ、三条市に移住をするという決断をした美里さん。 (第1話:都会のワーママが抱えるストレスと、そこから解放される「移住」という選択肢についてのお話はこちら) 今回は、移住を検討する方が一番気になるであろう地方での仕事について。都会の仕事と地方の仕事を比較しながらお話ししてくださいました。 ー移住を決める際に、仕事はかなり重要な要素だと思っています。「地方には仕事がないんじゃないか…?」と不安な方もいると思うの

働き方の選択 地方暮らしのリアルを聞く・体感する現地体験

はじめまして! 新潟県三条市で移住コンシェルジュをしている、本間翔太です。この町へ移住を検討している方々のサポートをしています。 ものづくりのまちとして知られ、中小企業と多様な技術力の集積地である三条市は、「日本でいちばん社長の多いまち」とも言われています。 地域の中で必要なものを形にしてきた歴史から、助け合いやチャレンジ精神が地域に根付いており、「チャレンジやすい土壌がある」と感じる方も多いようです。 ここ数年、三条市で新たな仕事や生活を選択し、移住する方も増えています

東京からIターン。シングルマザーの上田さんが三条で見つけた幸せの形とは【移住者インタビュー】

「今の暮らしは120点です!」。こう語るのは、2023年7月に三条市下田地域に移住してきたシングルマザーの上田響さん(34歳)です。小学生の娘さんと東京から移り住み、子育ても仕事も充実した毎日を送っているといいます。実は上田さん、移住を決意してからわずか3カ月で実現してしまったという超行動派。しかも「移住準備で大変だったことはありません」と断言します。移住のきっかけと現在の暮らしについて聞きました。 毎日がしんどい……母娘が幸せに暮らすために移住を決意 長野県出身の上田さ

創ったのは料理×アートを楽しむ交流の場。もっと三条を楽しくしていきたい!【移住者インタビュー】

三条市元町の歴史的建造物を改修した飲食店兼アートギャラリー「メゾン伊とう」のご主人、伊藤雄一さんは山形県新庄市の出身。山形県や東京を舞台に、主に雑誌や書籍の編集者、マーケティング分野でキャリアを重ね、まちづくりNPOやワインバーの運営も経験してきました。   昭和の歴史を感じさせる空間では、お客様が絵画に囲まれ、美味しい料理に舌鼓を打ちながら、おだやかに語らいを楽しみます。そこかしこにアート作品があり、ときには地元のクリエイターもテーブルで笑顔の輪に加わります。今回は、そんな

20代移住者の挑戦!三条市で夢を叶えた3人が“未来の後輩”に伝えたいこと

本間:はじめまして! 三条市で移住コンシェルジュをしている、本間翔太です。この町へ移住を検討している方々のサポートをしています。 早速ですが、三条市とお隣の燕市を含めた「燕三条」に、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。金物の町? 洋食器の町? 多くの人は職人のイメージが強いのではないでしょうか。そんな背景もありながら、実は三条市は「日本でいちばん社長の多い町」とも言われているんです。 今日は街を巡り、三条市でチャレンジするために移住した3人にお話を伺いながら、新た

「最高の果物のおいしさ」を伝えたい。情熱を注ぎ挑戦するカネギフルーツ5代目

艶やかな完熟マンゴー、宝石のようなシャインマスカット、芳醇な香りを放つマスクメロン――三条市一ノ木戸商店街に構える「カネギフルーツ」の店内には、季節の最高級フルーツが色とりどりに並んでいます。 1903年の創業以来、地域に根づいてきたこの果物専門店を営むのは、現在5代目店主の信賀康宏さん(40)。新潟県内のフルーツサンドブームの火付け役でもあり、日々新たな挑戦をする姿が注目を集めています。 信賀さんは生まれも育ちも三条市ですが、一度地元を離れたUターン経験者。このまちでど

三条で見つけた“自分の居場所”。やりたいことに挑んでワクワクを広げたい!【移住者インタビュー】

三条市一ノ木戸商店街の複合施設TREE内にある「gypso(ジプソ)」店主の菅野加奈さんは長岡市出身。2024年の10月に店舗近くの古民家に引っ越しを行いました。やりたいことがたくさんあると語る菅野さんは古着屋経営のほか、「Cheesecake no Kai」によるチーズケーキの販売や、地域イベント「三条ふるいもの市」の主催も行っています。   コンクリートの上に小さな猫の足跡が残るTREEの通路から隠し扉のような入口の階段を昇れば、アメリカン・テイストの古着が陳列されたセン

やってみよう、の精神を大切に 創業100年の銭湯を再建!【Uターン経験者インタビュー】

今回ご紹介するのは、2024年の4月に、およそ100年の歴史を持つ実家の銭湯を復活させた泉乃湯四代目店主の小泉允彦(まさひこ)さん。東京や名古屋で美容師として活躍し、現在は三条市内で美容室の経営も行っている、Uターン経験者です。 復活を遂げた泉乃湯は、壁面のタイル絵やカラン、床のタイル地など、昭和の面影をそのまま現在に伝える、レトロ感あふれる銭湯に。その作業には世代を越えてボランティアが多数参加し、まさに三条に生きる人々がその手で創りあげました。 ここでは小泉さんのUターン